娘の誕生日である。
ハッピーバースディ♪マイ、ラブリー、ドーター
■ 習慣化なんて簡単
習慣化というのは難しい、というほどでもない。
小さい習慣などは、あっさり習慣化できるものだ。
オススメとしては、もともと習慣になっているものとセットにすること。
たとえば、プッシュアップ、つまり腕立て伏せを習慣化するさい、元々ある習慣、歯磨きとセットにしてしまう。
朝、歯を磨くとき、口をゆすぐのに合わせて腕立てをする、ってな具合である。
歯磨きのときはリステリンで口をゆすいでからブラッシングに入るので、高瀬さんの場合、リステリンをするときに腕立て伏せを洗面台の前で行っている。
なかなかスムーズに習慣化できてしまうから面白い。
あまりにハマりすぎて、この間、洗面台の前で腕立てし終わった後ブラッシングしようとしたら、リステリンをするのを忘れていたほどだ。
「おい、習慣のすり替えまで頼んだ覚えはないぞ」
と文句を言ったほどである。誰に?
■ 父の扱い、三者三様
ところで、洗面所で歯磨きをする前に腕立てをしているわけだが、その時間、我が家では家族も洗面所を使う。
朝の歯磨きをする時間、場所なんて、だいたいかぶるものであろう。
朝のトイレよりかぶる確率は高いと思われる。
つまり、そんなところで腕立てを始める人間は、非常に邪魔かつ非常識なのである。
そんな非常識な人間は誰なのかと思ったら、高瀬さんであった。
それについての反応たるや、三者三様である。
【娘ちゃん】の場合
「あ、お父さん」
「おう、25,26,27」
「ちょっと、いい?」
「はいはい」
押しのけられる。
【オルさん(愛妻)】の場合
「29,30,31…」
「………」
押しの蹴られる。
【息子ちゃん】の場合
「あ、お父さん」
「33,34,…」
「35」「ほい♪」「36」「ほい♪」
高瀬さんのアゴが地面から浮く度、「ほい♪」の合いの手を入れるだけでなく、彼の右手を、アゴ下にシュッと素早く入れてくる。
高瀬さんのアゴの餌食になることなく、ぶつかる前にこ気味良く入れた右手を抜くことも忘れない。これは、まるで・・・
「37」「ほい♪」「38」「ほい♪」「39」「ほい♪」「40」「ほい♪」
「何してんねん!」
「できたぁ!つきたてのお餅の完成です!!」
天才か!?知らんけど。