「スキー漫談」がご好評だった。
なので今回は違う漫談をお届けしたい。
■ 納豆事情が崩されるとき
我が家の納豆事情は、3つを4人で分ける感じである。
理由は簡単で、4人家族であることと、だいたい納豆というものは3パックで売っているのだ。
買った納豆は一気に使い切りたい。
それだけである。
が、しかし、
「今日は納豆食べたくない」
「なら2パックにしましょうか」
というイレギュラーや、
「カレーに納豆入れていい?」
なんて1パックだけ使うときもある。
そうなると、1パック残ったり、2パックのこったりで、3パックを4人でといういつもの流れが変わってしまう。
1パック,2パック,3パック,4人,ダァァァ!!
少し自閉傾向があり、決まったパターンがお好きな私はこれだけでもイラッとするのだが、まぁしょうがない。
が、事件は今朝起こった。
■ さすが夫婦
雪山での仕事ということで、早めの出勤。
家族で朝ご飯が食べられず、1人早めの朝ご飯。
ふと、食卓に並べられた納豆。
「あれ?2パック?1人で食べてええん?」
愛する嫁に訊ねてみた。
「いいわよ。お仕事がんばってね」
・・・あやしい。
よく見る。よく見る。よぉぉぉく見る。
いや、ネコ見てる場合やなくて。
「ちょ、賞味期限1月9日やんけ」
「まぁ、いいじゃない♪」
「それ2つ食べろて」
「私だって食べるんだから。1月13日のやつ。3パック」
「さ、3パック!?」
「まぁ、今日食べるのは1パックなんだけどね♪」
「それ、結局明日俺が2パック食べるんとちゃうん?」
「よく分かったわね♪さすが夫婦」
さすが夫婦
なにがやねん!?
愛する嫁が続ける。
「ほら、納豆なんてはじめっから腐ってるようなもんじゃない♪」
「発酵や!ヨーグルト腐ってるいわんやろ!」
「豆が腐ると書いて、『なっとう』だしさ♪」
「豆腐や!それ!納豆は納めてんねん!」
「あら、確かに。逆だと思わない?」
「逆、、、やなぁ」
って、
華麗に論点ズラされとるやないかぁぁぁい!!!
結局私は
1月25日に【賞味期限1月9日までの納豆】を2パック食べ、
1月26日に【賞味期限1月13日までの納豆】を2パック食べるのであった。