アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

幸せになれる目標の立て方

ブログ仲間のモーリーちゃんのツイートです。

私、昔の記事はどう書いたか知らないですけど、目標を立てるとか、夢を持つとかそんなに好きじゃないんですよね。

ほら、逃げの心もありまして。
計画なんてものを立てるから、その通りにいかないわけで、
目標なんてものを立てるから、失敗するわけで、
夢なんてものを持ってるから、破れるわけで。

そうやって心挫かれて物を書かなくなるくらいなら、そんなものを立てずに、自分が読みたい物を書き続ける方を選ぶってな感じです。

でも、モーリーちゃんを見てて悪くないなと思い。

【目次】

■ 目標を立てると幸せになれる?

ほんまかいな、と。
私、目標立ててなくても幸せですけど?って。

アメリカでこんな調査がありました。
17歳と18歳、日本でいう高校3年生ぐらいの学生でしょうか、に「経済的な成功をどのくらい重視するか」と質問して、

  • 重要ではない
  • 少しは重要
  • 非常に重要
  • 経済的な成功は不可欠

の4つから選ぶ感じです。
で数十年後に、こたえてくれた学生たちの「収入」と人生に対する「幸福度」を調べるっていうね。

すごく結果気になる♪

【引用】その結果、確認できた事実がふたつあった。
ひとつ目は、若い頃に経済的な成功を重視していた人のほうが、数十年後の所得額が多いこと。つまり、目標の有効性が裏づけられたのだ!(中略)

ふたつ目の事実は、社会に出たら高収入を稼ごうと若い頃に目標を立て、のちにその目標を達成した人は、人生に対する満足度も非常に高かったことだ。

【出典】サンマーク出版『Think clearly』P179 著:ロルフ・ドベリ 訳:安原実津

むむむ。金が稼げてたら人生に対する満足度も高いってこと?
って思っちゃったけど、そうじゃないみたい。

【引用】彼らの「幸福度の高さ」は「所得の高さ」によるものではないのだ。というのも、経済的な成功を人生の目標にしていなかった人たちの場合には、所得の高さは人生の幸福度にほとんど影響を与えていなかった。
つまり、人が幸せを感じるかどうかは所得の額によって決まるのではなく、目標を達成できたかどうかで決まるのである。

【出典】サンマーク出版『Think clearly』P180 著:ロルフ・ドベリ 訳:安原実津

「経済的に成功する」という目標を持っている人は、経済面で成功すれば幸福で、
「素敵な家族を築く」という目標を持っている人は、家庭生活が円満なら幸せで、
「健康的に生活する」という目標を持っている人は、心身ともに元気ならハッピー。

そんな感じか。
どうも、目標を持って生活し、その目標を達成できていると幸せらしい。

■ 目標を持ってないようで持っている?

ちょっと待てよ。もしかして、持ってないようで、私は目標を持っているのかもしれない。

Twitterやってて楽しいのは、Twitterでブログ仲間と楽しく交流したいから。
これ、「ブログ仲間と楽しく交流する」って「目標」なのね。

毎日朝起きて走っているのも、「毎日走る」が「目標」ともいえるし、「心と脳を強化したい」っていう願望が「大きな目標」だわ。
「毎日瞑想」もそう。「集中力を高めたい」「脳を休めたい」が「目標」。
「毎日ブログ更新」も、「不平不満口文句悪口泣き言弱音言わない」「愛してる、ツイてる、うれしい、楽しい、幸せ、ありがとう、許します、を言いまくる」も。

すんごい自分の幸福度が高いのは、毎日のように「目標」と意識していない「目標」を達成し続けているからかもしれない。

なんと、もったいないことだろう。

これ、ちゃんと目標として言語化してたら、今の1000倍自分のこと褒められたんじゃなかろうか。

■ 幸せになる目標の立て方

「目標」というものに嫌悪感を抱いていたのは、冒頭でも書いたように、達成できないと「幸福感」どころか「不幸感」に心が占領されるからなのです。私は。

でも、それも立て方の問題。

【引用】人生の目標は持ったほうがいい。ただ目標を立てるときに気をつけなければならないこともある。
ノーベル賞受賞者のダニエル・カーネマンが指摘しているように、「達成困難な目標を立てている人は人生に不満を感じるもの」だからだ。

【出典】サンマーク出版『Think clearly』P181 著:ロルフ・ドベリ 訳:安原実津

達成できない目標は、やめた方がいい。
たとえばブログ。

「一月後に、10000pv達成するぞ!」

数値の目標は基準がしっかりしていていいけれど、どれだけ努力しても「相手の存在」が濃厚に介入していると達成が難しくなる。

「一月後に記事の数20増やす!」

とかの方がいいと思う。
目標なんてものは、方位磁針のようなもの。

「そっちが北」って分かっていればそれでいい。
そこから「一日一日の一歩一歩が、北に向かっている」そんな実感を持つことができれば幸せになれる。

まず大きな目標を持ちましょう。これは、かなり曖昧でいいと思います。

「家族、仲間とわちゃわちゃ笑い合って過ごしたい」

そして、そのためにできる毎日の達成習慣を考える。
こんな小さな質問で。

【引用】「目標を達成するために私にできる小さな一歩はなんだろう?」

【出典】講談社『脳が教える!1つの習慣』P109 著:ロバート・マウラー 訳:本田直之・中西真雄美 2008年7月4日 第1刷発行

「今日も誰かにやさしくできた」

そんな何気ない小さな達成から、ほっこりした幸せが、日々訪れますよ。必ず。