今回も祥伝社(しょうでんしゃ)から出ている、ひすいこたろうさんの著作『ひすい先輩、幸せになる伝え方を教えて!-言葉が変われば人生が変わる』からです。
「いい話をしたい」ですよね♪ただ、そう思っている高瀬は、まだまだなのかもしれません。
音声バージョン♪↓
【目次】
■ 1秒で刺さる話、3つの基準
【引用】作家の中谷彰宏さんは、『1秒で刺さる書き方』(ユサブル)の中で、伝えること(書くことの)の基準をこの3つだと書かれています。
- ①読んだ人が、人に話したくなるか
- ②読んだ人が、行動したくなるか
- ③読んだ人が、ハッピーになるか
【出典】祥伝社『ひすい先輩、幸せになる伝え方を教えて!-言葉が変われば人生が変わる』P136 著:ひすいこたろう
孫引きのようで申し訳ありません。さすが中谷さんですよね。
ここを引用されるひすいさんも素敵。かなり分かりやすくないですか?この基準。
■ 人に刺さる音声配信の基準3つ
だから、人に刺さる音声配信の基準3つって、「読んだ人」を「聴いた人」に変えるだけですね♪
基準が分かると目指したくなりません?
さらに基準が素敵なので、やってみたくなります。
ただ、この基準に満たないと思うからって、配信を捨てることはないと思います。
厳しすぎると重いし、おもんないもん。
■ 聴き手を「自分ゴト」として巻き込む
さらにひすいさんは、こんなことをおっしゃってます。
【引用】編集者の柿内尚史(かきうちたかふみ)さんは「伝えたい相手の『自分ゴト』になるように」という表現で伝えられています(『バナナの魅力を100文字で伝えてください』〔かんき出版〕より)。読んだ人の人生の自分ゴトになっていないと、ギフトにはならないからです。
【出典】祥伝社『ひすい先輩、幸せになる伝え方を教えて!-言葉が変われば人生が変わる』P137 著:ひすいこたろう
これは、あなたの話が聴き手にとっての「ギフト」になることだって、ひすいさんはおっしゃっています。
ギフト、つまりプレゼントですよね。
聴き手にとって「自分ゴト」になってないとギフトにならないって、納得です。
授業でもよくあります。特に道徳の授業。
お話の教材を扱っていても、「自分ならどうする?」「どう考える?」という視点に子どもたちを持ち込めないと、「ふ~ん」で終わってしまう。
■ 「いい話をしたい」ではダメなのかもしれない
冒頭の話に戻ります。
「いい話をしたい」ではダメなのかもしれません。
自分がどれだけいい話をしても、「ふ~ん」で聴き手は終わってしまうから。
刺さりはしない。
「人に刺さる話」をしたいのなら、「自分がいい話をする」ではなく、ほんのちょっぴりでも、「あなたに何かプレゼントをしたい」という姿勢が必要なんでしょうね。
今は、まだまだ「ただ話すのが楽しい」「話聴いて聴いて」が抜けない高瀬です。
いけそうですか?知らんけど!