アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

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3分でファンを作れるベストセラーの方程式

今回は祥伝社(しょうでんしゃ)『ひすい先輩、幸せになる伝え方を教えて!-言葉が変われば人生が変わる』著:ひすいこたろうさんから、紹介させてもらいます。

音声バージョン↓

【目次】

■ 結論「3分でファンを作れるベストセラーの方程式」

【引用】
「エピソード」(メロディ)
(あなたの「外側」で起きた現実で、「絵」にできるもの)
       ×
「メッセージ」(歌詞)
(あなたの「内側」で感じた感情や心の世界を「言葉」にしたもの)


【出典】祥伝社『ひすい先輩、幸せになる伝え方を教えて!-言葉が変われば人生が変わる』P62-63 著:ひすいこたろう

あなたの話に「エピソード」と「メッセージ」があれば、ファンがつく!って話ですね。
できそうじゃない?こうシンプルだと。

詳しくいきましょう♪

■ 「エピソード」とは

【引用】話が面白い人、面白くない人、その違いはズバリ……
「エピソード」にあります。

話が面白くない人は、エピソードがないんです。話が面白い人は、ちゃんとエピソードがあるし、そのエピソードが面白いんです。。


【出典】祥伝社『ひすい先輩、幸せになる伝え方を教えて!-言葉が変われば人生が変わる』P55 著:ひすいこたろう

ストーリーですね。
エピソードとは物語のことです。

日常の一コマでも、読んだ漫画の話でも、聴いた出来事でもいいんです。
「エピソード」トーク。

高瀬は今これに挑戦してます。
いかにして「エピソードトーク」を面白おかしくするか。

トークにオリジナリティを出していくにも、ここが肝なんですよね。
日常の一コマを切り抜いて話す場合、聴いた出来事を話す場合は、人と同じ話にはなりにくい。
読んだ漫画の話にしたって、どの漫画のどの場面を紹介するかは、その人の裁量。

「エピソード」トークで、オリジナリティと面白さを出していく。やりがいあります。

■ 「メッセージ」とは

【引用】
「メッセージ」とは、「その話を一言で要約すると?」(要はどういうこと?)と問うた答えです。

【出典】祥伝社『ひすい先輩、幸せになる伝え方を教えて!-言葉が変われば人生が変わる』P58 著:ひすいこたろう

その配信、その記事で伝えたいことが「メッセージ」なんですね。

「エピソード」として童話を紹介したのなら、そこから伝えたいメッセージは何なのか?

そこから得られる教訓や、あなたが主張したいこと、それが「メッセージ」。

■ 「エピソード」と「メッセージ」の例

たとえば「狐とぶどう」の童話を取り上げたとします。

狐はぶどうをはじめとろうとろうとするんですけど、結局取れないんですよ。
で、あきらめちゃって、こう言い放ちます。

「あのぶどうは甘くないに決まってる」
そして去っていきました。

これが「エピソード」かな。

で、ここから何を言いたいのか。
それが「メッセージ」。

「価値を陥れることで自分の気持ちに決着つける。それでいいの?」
っていう「メッセージ」かもしれないし、

「どうしてもあきらめねばならないときは、自分にとっての価値を落としていこう」
っていう「メッセージ」かもしれない。

■ 「メッセージ」だけ。「エピソード」だけ。

どちらか一方だとツマラナイみたい。

高瀬がよくやるのが「メッセージ」だけ。
訓話みたいになっちゃったり、道徳的になっちゃったり。

「切磋琢磨できる仲間と一緒にいないとダメだよ」

こんなことを頭ごなしに言われても、反発心しか出てきませんよね。
「メッセージ」だけで伝えてしまうと、どうしても説得感がでてきてしまって、聞き手・読み手の心を閉じてしまう。美味しくないみたい。

逆に「エピソード」だけだとどうなのか。

【引用】エピソードだけだと、ただの面白い話で終わってしまい、そこに深みが残らない。


【出典】祥伝社『ひすい先輩、幸せになる伝え方を教えて!-言葉が変われば人生が変わる』P62 著:ひすいこたろう

「最近一緒にいる友だちですけど、一緒にいすぎて笑い方まで似てきたんですよね」

ってエピソードを話しても、高瀬の場合は、面白い話ですらないという。チーン。

せめてそこに何かメッセージがないと、太刀打ちできないのかもなぁ。

「最近一緒にいる友だちですけど、一緒にいすぎて笑い方まで似てきたんですよね」というエピソードに、「切磋琢磨できる仲間と一緒にいる良さ」というメッセージが加われば、聴いてもらえるかもしれない。

もうすでにファンがいる人はいいんです!高瀬も、好きな人の話は「メッセージ」がなくても、「エピソード」だけでも聴きたいもの。

「これ買って、開封の儀をします♪」とか聴きたい。
ファンがいる人はね♪

■ 「エピソード」というメロディに「メッセージ」という歌詞

ひすいこたろうさんのたとえが分かりやすいので、最後に引用して終わりたいと思います。

【引用】「エピソード」と「メッセージ」はセットで伝えることが基本の型になります。

僕は、このことを「歌」にして伝えるという言い方をしています。
「エピソード」=「メロディ」とするなら、「メッセージ」=「歌詞」です。

このセットで初めて「歌」になるわけです。詩人の詩集を買って毎日読んでる人ってあんまりいないんです。歌詞のない曲、インストゥルメンタルを好んで聞く人も少ないです。
でも歌は、みんなめちゃめちゃ聞いてますよね。歌詞とメロディで、歌になることで、言葉に翼が生えたかのように広がりが生まれるのです。

【出典】祥伝社『ひすい先輩、幸せになる伝え方を教えて!-言葉が変われば人生が変わる』P60-61 著:ひすいこたろう

基本、話す「エピソード」を探すところから始めて、そこに伝える「メッセージ」をのっけていく工夫をこれからもしていこうかなって思います!

知らんけど!

■ 「3分でファンを作れるベストセラーの方程式」参考文献

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