アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

奇跡を起こすシングルタスク

前回から細く長くやっていこうよって感じなんですけど、このテーマ、二つの点で好きなんですよ。

ひとつは希望が持てるってとこ。
「こんなことで?」という小さいことの積み重ねが、将来大きな変化を生むって素敵。

もうひとつは、やる気が出る。
「それなら高瀬でもできそう!」って思える。

で、今回は一つのことで奇跡を起こしていこうよ!って話。
アイデアホイホイ、スタート!


■ マルチタスクは生産性を落とす

【引用】ハーバード大学の研究によると、「あたふたとせわしなく働いている社員たちは1日に500回も注意を向けるタスクを変えるが、もっとも能率の高い社員たちは注意を向けるタスクを変える回数がむしろ少ない」という。

つまり、タスクからタスクへと注意を向ける先を切り替える頻度の高さは、生産性の低さと相関関係があるというのだ。

【出典】ダイヤモンド社『SINGLE TASK-一点集中術--「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる』P28-29 著:デボラ・ザック 訳:栗木さつき

色々なことに手をつける。いい言い方をすると、並行して作業を進めること。
それを「マルチタスク」でやる、なんて言います。
逆にひとつのことに集中して行うことを「シングルタスク」で、という感じ。

ま、この『SINGLE TASK』では、マルチタスクは幻想に過ぎないとまで書いています。
基本、人間ひとつのことしかできないと。
運転しながら歯磨きして音楽聴いているのは、オート(無意識)でできることだから可能だが(それでも危ない)、意識してやらねばならないタスクでマルチタスクは幻想だ!ってな具合です。

だから、結局並行してタスクを進めているようで、多くのタスクを何度もスイッチしながらシングルタスクを複数進めているに過ぎない。
そしてそれは、生産性を著しく落とします。

■ 生産性を求めるならシングルタスク

「アフロキャッツ」「読まれる日記の書き方講座」「セクシーボウズ」そして「アイデアホイホイ」。
最近全てのブログを「アイデアホイホイ」に統合しました。

理由は385個あるのですが、一番大きいのは、更新頻度が全く上がらないというね。
そのどれも更新が楽しいのですが、等しく更新しても4分の1。
統合すれば4倍♪いいじゃない。

これは高瀬の「能力の輪」を形成していけるということかもしれない。

【引用】人間は、自分の「能力の輪」の内側にあるものはとてもよく理解できる。だが「輪の外側」にあるものは理解できない、あるいは理解できたとしてもほんの一部だ

バフェットは人生のモットーとして「自分の『能力の輪』を知り、その中にとどまること。輪の大きさはさほど大事じゃない。大事なのは、輪の境界がどこにあるかをしっかり見きわめることだ」と述べている。

【出典】サンマーク出版『Think clearly』P136−137 著:ロルフ・ドベリ 訳:安原実津

【引用】「能力の輪」の形成に必要なのは、「時間」である。それも、とても長い時間がかかる。

「価値のあるものをつくりあげようと思えば、時間がかかるのは当然でしょう」。アメリカ人デザイナーのデビー・ミルマンは、自分の信条をそういう形で表した(彼女がデザイナーとして成功しているのはいうまでもない)。

【出典】サンマーク出版『Think clearly』P136−137 著:ロルフ・ドベリ 訳:安原実津

一つのブログにかけられる時間が4倍になる。
その4倍になった時間で、「能力の輪」を形成していく。
それはブログの成長が4倍になる、どころの話ではないかもしれない。

【引用】平均的なプログラマー(能力の輪の外側)と比較したときのすばらしいプログラマー(能力の輪の内側)の優秀さの度合いは、2倍や3倍や10倍どころではないからだ。

何か問題が起きたとき、すばらしいプログラマーは平均的なプログラマーが必要とする1000分の1の時間でその問題を処理してしまう。(中略)

「能力の輪」の内側と外側の能力差には、1000倍もの開きがあるのだ

【出典】サンマーク出版『Think clearly』P142 著:ロルフ・ドベリ 訳:安原実津

あっち気にしぃ、こっち気にしぃな根っからのマルチタスカー高瀬でごさいます。
その発散したパワーを収束させようかな、という。
混沌としているのも、アイデアを生み出す土壌になるはず、というね!
そこから能力の輪を形成し、その中だけで勝負していく。

時間をかければ奇跡が起こせそうです!

生産性を高めるなら、あっちにフラフラこっちにフラフラしてないで書く!のシングルタスクでいかないと。
あ、洗濯物干さなきゃ…おおおおっと、書く、今は書く。

■ 一点集中で奇跡を起こす

あなたがもし「集中力、なかなか続かないの」というのなら読んでみることをおすすめします。
今目の前の1つのことをやることについて、これほど丁寧に書かれた本は知りません。
シングルタスクについて、シングルタスクで書かれている感じ。

でね、やっぱり能率がよくするためには一点集中がいいんですよ。
それに奇跡も起こるしね、その方が。

【引用】アスファルトをめくって、雑草がはえてくるじゃん。いいかい。
アスファルトをめくるってことは、雑草はアスファルトの下にいたんだよ。だから、アスファルトの下にいたときは、もっと、ちっちゃいんだよ。ね、それが、アスファルトをめくり上げてだてくるんだよ。
これ、奇跡なんだ。どう考えても、あれ、計算上できねぇんだよ。
で、どうやって、やってるのかというと。
無限小の力。無限小の力で、無限大の、もてる時間を全部つかって、じぃわぁ~っと、押すんだよ。
そうすると、アスファルトがめくれ上がっちゃうんだよ。(中略)

で、力を結集するんだよ。わかるかい?
上に、上に、結集するんだよ。力を分散させちゃダメなんだよ。横だとか、縦だとか、「今度は……」じゃなくて、一点、上に向けるんだよ。そいで、じぃわぁ~っとやるんだよ。
そうするとね、なぜか、「ころび」というのが起きるんだ。
「ころび」ってなんですかっていうと、いいことが転がり込んでくる。

【出典】イースト・プレス『二千年たってもいい話』P89-90,93 著:斎藤一人

高瀬は色々なことに気がいきすぎているんですな。
縦だの横だの言ってないで、上に一点集中、シングルタスクでいきたいもんです。

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