前回は、「仕事が早い=タイミングが早い」の理由について、北野唯我さんのお話を紹介させていただきました。
今回は、
「じゃぁ、タイミングを制するにはどうしたらいいの?」って話です。
【引用】タイミングをハックするために、私たちは具体的にどうすればいいのだろうか?答えは、【タイミングの法則】を理解し、使いこなすことなのだ。
【出典】株式会社日本図書センター『仕事の教科書~きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた』P19 著:北野唯我
わくわくしますね♪
【目次】
■ タイミングを制するには【タイミングの法則】を理解し
【引用】【タイミングの法則】とは、「3つのすぐ」を意識し、実践することだ。その「3つのすぐ」とは、「すぐやる」「すぐ出す」「すぐ答える」だ。
【出典】株式会社日本図書センター『仕事の教科書~きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた』 著:北野唯我
一つ一ついきましょう♪
● 「すぐやる」
〈……依頼された日のうちに、0.01%でもその作業に取り掛かること。〉
中村文昭さんのお話でもありましたけど、「0.2秒で返事」して早速取り掛かるんですね。
「0.01%でも」というところも意識すれば「すぐやる」ができそう。
自分が頼む側を考えれば、よく分かります。
仕事を頼むなど、後輩にも言いにくい。それでも、0.2秒で、
「はい♪やりますやります♪任せてください!」
なんて言われたら、コロッと信頼しちゃいますよね。そこから早速取り掛かってくれている姿なんて見たら、
「仕事早ぇぇぇ~」
ってなるもの。
頼まれたときがベストタイミングですね。
● 「すぐ出す」
〈……締め切り期限より早くに提出すること。〉
自分が頼んだ仕事は期限に出してもらえばいいのですが、それでもそれより早く出してくれると嬉しいものです。当然、
「仕事早っ!」ってなります。
こちらのまとめが捗りますので、これまた信頼感うなぎ登り。
それが分かっているのに、私はなぜできないのか……否!私もやるっ!
● 「すぐ答える」
〈……その場で暫定回答したうえで、1週間以内など期限を区切って、正式回答をすること。あるいは、その場で暫定回答すらできない場合は、できる日時を決め、約束すること。〉
0.2秒で「はいっ!」と返事で答えたものの、分からないときってあります。
「返事はいいけど、分かってんの?」
「いえ、分かってないです!」
「はぁ!?」
「でも、あなたへ『いいえ』はありませんから」
「アホか!」
と言いつつ、愛してしまいます♪
「暫定回答をして、日時を決め正式回答」って、本当にできる人って感じ。
かっこいいです♪
■ タイミングを制するには【タイミングの法則】を使いこなす
「難しそう」ですか?
でも唯我さんもおっしゃっていますが、これ簡単にできそうです。
しかも今から。もっというと、家族に対してすら。
【引用】この「すぐやる」「すぐ出す」「すぐ答える」ほど、簡単なことはない。なぜなら、気持ちの問題だからだ。
正直、タイム(=どれだけ時間が、かかるか?)の問題は、ベテランであればあるほど強い。経験豊富な人であればあるほど、タスク処理のスピードは速い。仕事ができる先輩に、あなたが勝てる余地は少ない。一方で、「3つのすぐ」は気持ちの問題で解決できる。どんなに新人であっても、1%の工夫をすればできることなのだ。
【出典】株式会社日本図書センター『仕事の教科書~きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた』 著:北野唯我
気持ちの問題というと、本当にその通り。
私が「0.2秒で返事」ができないときは、頭の中に「損か得か」が渦巻いていて、心の中で「快と不快」かいったりきたりしています。
「う~ん、他の人がやればいいんじゃないか」
そんなことを思っているから、「0.2秒の返事」ができず、「3つのすぐ」が実践できない。
「ネコのトイレやってよ」
「あぁ、う~ん」
嫁様への返事が特にそう。一番信頼されたい人のはずなんですけど。
即返事の「YES」を揶揄ったジム・キャリーの映画までいくとコメディですけど、確かに人生変わると思うな。
「すぐやる」「すぐ出す」「すぐ答える」3つのすぐを今から心がけたいと思います♪