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人権とは何か?子どもに話してあげたい3つの権利

人権とは

CAPのワークショップに参加して参りました。 「人権とは何か?」を感じるワークショップです。

人権とは何でしょう? 僕もよくわからなかったんです。

人の権利?権利だから義務がともなうものなの?基本的人権の尊重??人権の中身って? なんだかチンプンカンプンですよね。

説明してもらったことを紹介させていただきます。

■ 人権とは何か?子どもに話してあげたい3つの権利

人権とは?を考えるとき、次の3つ権利を考えればいいそうです。

  • 安心
  • 自信
  • 自由

人権とはこの3つで、これが侵害されると「人権侵害になる」ようです。 たとえばこんな場面。小学校4年生の子ども二人が登場人物。

「Aちゃん、待ってたわよ」
「あ…」
「これからは私のランドセル、持って帰ってくれる?いいわよね?」
「え…でも…」
「いいわよね??はい、ランドセル」
「あ…」
「これからは、いつもここで待ってるからね!いくわよ」

Aちゃんにとってここに「安心」はあるか?というと、ありません。 「自信」はあるか?というと、それもないでしょう。 「自由」は?これもない。

「安心」の権利、「自信」の権利、「自由」の権利を奪うのが人権侵害。 ちなみに「自由の権利」といっても好き勝手することではなく、「自由の権利」とは「選ぶ権利」だそうです。

Aちゃん、この3つの権利を取り戻すにはどうしたらいいのでしょうか? 「安心」「自信」「自由」を取り戻すための3つの道具が紹介されていました。

■ 人権を取り戻すための3つの道具

人権を取り戻すための3つの道具とは

  • いやだ
  • 逃げる
  • 相談

です。この3つが、人権を取り戻すための道具。 3つの道具をAちゃんにわたすときは、

「Aちゃん、『いやだ』って言えばいいでしょ!そんなときは『いやだ』て言いなさい!」

と伝えるのではなく、

「Aちゃん、『いやだ』って言ってもいいんだよ?」

と伝えるそうです。 「自信」「自由」の権利を奪われている状況ですから、なかなか言い出せないですよね。 Aちゃんは「『いやだ』って言え」といわれて、それでも言えない自分を責めかねません。

「そうか…『いやだ』って言えない自分が悪いんだ」

だから「いやだ」と言えるなら言ってもいいんだよ、と伝える。 さらに同じように、

「『逃げ』てもいいんだよ」と伝える。 その場所にまた行かなくてもいいと。

でも、仕返しが恐くて『いやだ』も『逃げる』もできない。そんなときは『相談』するんだよ、と伝える。

友だちでもいい。大人でもいい。 「安心」「自信」「自由」を奪われて困ってしまって、「いやだ」も「逃げる」もできないとき、必ず「相談」だけはしてね。 そう、伝えるそうです。

■ 人権?権利を教えるなら義務も教えろ!!

「権利には義務が伴うでしょ?子どもに権利を教えるなら義務も教えてほしいもんだわ!」

人権に義務はともないません。

「安心」の権利、「自信」の権利、「自由」の権利は生きていく上で必要な権利で、命にくっついているもの。だから義務はともなわない…のだそうです。

「人権と人権がぶつかり合うような場面もあるんじゃないか??」

そうかもしれないですよね。でも、そんなときももしかしたら「第3の案」で、お互いの人権を侵害しない方法があるかもしれない。

ましてや、こっちが大人で向こうが子どもなら、子どもの人権を守るのは大人の役目でしょうね。

自分の言葉で、子どもの「安心」「自信」「自由」を奪ってませんか?僕は奪いまくっている気がします。 「しつけです」なんて大義名分ふりかざしてね…あぁ恥ずかしい。

比較、過干渉、体罰…こういった暴力により「安心」「自信」「自由」の権利が侵害され、切なさ、悲しさ、淋しさ、復習心を抱えこみ、子どもは怒り・無表情のお面をかぶるようになって、それがいじめ、万引き、放火、リストカット、自殺に向かうのかもしれません。

ところで、あなたの「安心」「自信」「自由」の権利は守られていますか?

使いましょう、「相談」という武器を。

長い文章、最後までおつきあいいただきありがとうございました。 あなたによきことが雪崩のごとくおきますように。

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