[caption id="attachment_1502" align="aligncenter" width="500"] おす?[/caption]
やる気が出ているとき、脳では淡蒼球という蒼い球が動いているそうです。 んじゃ、
「淡蒼球を自由に動かせたら、いつでもやる気出んじゃん!」
と思うのですが、残念賞。 心臓の動きを自由に制御できないように、
「動け淡蒼球!動くんだ!!!!」
なぁんて念じても淡蒼球を動かせるわけではないようです。
んじゃどうすれば?? と、それを教えてくれるのが『のうだま』。上大岡トメ&池谷裕二です。
さて、淡蒼球を動かすための4つのスイッチがあるそうなんですが、それってなんなんでしょう?? 一つずつ教えてもらおうと思います! 上大岡トメ&池谷裕二さん、お願いします。
■ 脳をだまして、やる気を出すスイッチB
【引用】どんなに待っても脳から「やる気」は出てきません。 とにかく脳うんぬんよりカラダを動かすことが先~~!! カラダが動く。つまり運動野が動いて淡蒼球も連動する。 これがスイッチB(カラダを動かす) 【出典】幻冬舎『のうだま~やる気の秘密』P54 著:上大岡トメ&池谷裕二
BはBodyのB。
この間、一年ぶりにテニスをしたのです。もうトレーニングも何もしてなかったのでボロボロ。 いやね、やる気が出たらトレーニングしてテニスをしようと思っていたんですが、自然とやる気が出ることなんてないんですね。
「やる気が出たらやろ」
なんて待っていても、やる気は出ない。 当たり前のようで、僕には盲点。
結果一年ぶりに友だちとテニスをして火がつきました。 運動野と一緒に淡蒼球が動いたんでしょうね。 トレーニングをはじめています。 …なぁんてかっこいいこと言いながら、筋肉痛をストレッチで伸ばしてるだけなんですけども!!
日記・ブログを続けたいなら、一文字書く。 マラソン続けたいなら、一歩走る。 テニスのトレーニングするなら、ラケット持ってみる。 勉強するなら、その本を開いてみる。
やる気は待つものではなく、迎えに行くものだと教えてもらいました。
■ 脳をだまして、やる気を出すスイッチE
【引用】お給料も初めてもらったときは「オレのかせいだお金 親に何かごちそうしよう」 数ヶ月後もらって当たり前に。(中略) こんなとき、いつもと違うことをすればいいんです。 目線が変わったことで海馬が動き、淡蒼球も連動する。 これがスイッチE(いつもと違うことをする) 【出典】幻冬舎『のうだま~やる気の秘密』P65 著:上大岡トメ&池谷裕二
EはExperienceのE。
確かに、と思います。いつもと違う方法でやれば、飽きてたこともやってしまう気がします。 やる気が出ているんだろうな。
いつもと違う相手とテニスしてみる。壁打ちしてみる。音楽に併せて素振り。シープガットを張ってみる(高っ!)。フライパンで素振り。娘で素振り。嫁で素振り(無理かっ?!)
日記を絵で描いてみる。 ブログのデザインを変更してみる。 ランニングコースを変えてみる。ニューシューズを購入してみる。 DVDで勉強してみる。
やり方変われば海馬が動いて淡蒼球が連動する。 いいかもしんない。
■ 脳をだまして、やる気を出すスイッチR
「仕事一日がんばったな♪そして今日は金曜日、一週間お疲れさま!!かんぱーい!!! くぅ♪この一杯があるからまた仕事もがんばれるよね!!」
というときの脳は、テグメンタという部分が刺激されているようです。 そしてテグメンタが刺激されて動くのが、そう。淡蒼球。
【引用】テグメンタが刺激されると淡蒼球も動き出す。 これがスイッチR(ごほうびを与える) 【出典】幻冬舎『のうだま~やる気の秘密』P75 著:上大岡トメ&池谷裕二
RはRewardのR。
やっぱりご褒美でしょう。 テニスのトレーニングのご褒美は、今まで拾えなかった球が拾えるようになった。3セットフルに体力が続くようになった。打てなかったショットが打てるようになった。勝てるようになった。 色々あります。
ご褒美があると頑張れますよね。 ご褒美は形があってもいいようで、
1ヶ月トレーニングが続けば「シープガット」を張っていいことにする♪ 日記を1週間続けることができたら大好きなケーキを食べていいことにする。 ブログの記事50個書いたらipad買っていいことにする。 ランニング通算100万歩達成したら旅行していいことにする。 勉強20日間続いたら家事三日間休んでいいことにする。勉強一ヶ月お休みしていいことにする。象を飼っていいことにする。自分の像を作っていいことにする。そして「ボーイズビーなんとか」とか掘ってもらう。
やる気が出そうなご褒美を自分に用意してあげるといいみたいですね。
■ 脳をだまして、やる気を出すスイッチI
【引用】脳はこの「なりきり」に弱いんです。 思いが強ければ強いほど淡蒼球も連動する。 これがスイッチI(なりきる) 【出典】幻冬舎『のうだま~やる気の秘密』P84-85 著:上大岡トメ&池谷裕二
IはIdeomotorのI。
なりきるっていいみたい。 これが、やる気のスイッチになるなんて知りませんでした。
でもでもよくよく考えると、ウィンブルドンなどのプロテニスプレーヤーの試合を見ながら自分を重ねると、
「俺もやりたい。俺にもできるはず。あのショット打ちたい。打てるはず!!」
ムクムクやる気が起きてきます。
ブログも、たくさんの人がモニターの前で自分の記事を待ってくれているところを想像すると…よし書こう!やる気が出ます。 一年後に書いた日記を読み返してニコニコする自分を想像すればやる気が出るかもしれません。 毎日のランニングが効果をあらわし、スタイリッシュな自分になっているところを想像すれば走る気になるんじゃないでしょうか。 資格をとった自分になりきれば、勉強もやる気になる…かな??勉強後、世界征服した自分を想像しちゃう。やっぱりノーベル賞受賞か。いや、ノーベル賞受賞させる人になったところ…かな。
やっぱり僕は、たっくさんの人が読んでくれているところを想像すればブログを書きたくなってきます。 うん。なりきろう。人気ブロガーに♪
■ 脳をだまして、やる気を出すスイッチまとめ
『のうだま』すんごいいい本です。やる気のこと、わかりやすいし。 最近『のうだま2』が出ましたが、こちらは記憶の本です。 どちらもオススメ!
ではまとめ。
- スイッチB(カラダを動かす)→運動野が動き、淡蒼球が連動→やる気アップ
- スイッチE(いつもと違うことをする)→海馬、前頭葉が動いて淡蒼球が連動→やる気アップ
- スイッチR(ごほうびを与える)→テグメンタを刺激で淡蒼球が連動→やる気アップ
- スイッチI(なりきる)→前頭葉が動いて淡蒼球が連動→やる気アップ
押せそうなスイッチを押してみてください! あなたのやる気出したいことって何ですか?
くわしくは『のうだま』で! 長い文章、最後までありがとうございました。
あなたによきことが雪崩のごとくおきますように。