アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

SNS疲れも「かまってちゃん」も乗り越える?!「愛で」

大事なことは児童文学から学んだシリーズ♪
今回は娘ちゃん大好き、廣嶋玲子さん著『妖怪の子預かります』の2巻から。

結局この根本さえ押さえたら、SNS疲れも「かまってちゃん」も乗り越えられると思う。

今回も音声配信『知らんけどラジオ』のブログ版です!

音声バージョン↓


■ 「き・く・あ」で疲弊していくSNS

高瀬は「かまってちゃん」です。
standfmでもそうですし、Twitterでもそう。

あまりに「かまってちゃん」過ぎて、その他のSNSは辞めてしまいました。
Facebook、Instagram・・・さようなら、ありがとう。

・かまってほしいのに、かまってもらえない。
・他の人はかまってもらえている。

どこでそういうの判断しますか?
人・自分の投稿、インプレッション数、💕の数、フォロワー数・・・
判断する尺度は唸るほど落ちています。

「こちらにしますか?それともこちらで測られますか?
Twitterではインプレッション数の表示もするようになりましたので、そちらでもよろしいかと」

天使なのか、悪魔なのか、数字の誘惑でSNS各社は私を魅了してきます。

「おめでとうございます!Google検索流入数が3Kを超えました♪」

ブログだってそうですよね。
上向いてるときは楽しくていいんですけど、ちょっとでも下がってくると落ち込む。
まさに一喜一憂。

小林正観さんのいう「き・く・あ」でSNS疲れが出てくる。

「き」:競うこと。「あの人に負けたくない」
「く」:比べること。「あの人よりもフォローワー増えた」
「あ」:争うこと。「あんなやり方で!?許せない!」

SNSって疲れますよね。悪い面ばっかりじゃないのに・・・

■ 「愛する」ってなんやっけ?千弥さん『妖怪の子預かります』引用

華蛇(かだ)族は変わった性質を持っています。
あるところまで育つと、成長がぴたりと止まってしまう。
その止まった成長を突き抜けるのに必要なのが「恋」。

誰かに恋をしたとき、華蛇族は大人の姿に変わることができます。
華蛇族の姫、初音も例外ではありません。

初音は、自分が恋をするため、その相手として紹介された千弥を婿にしようと、長屋に訪れます。
が、そこでこともあろうに、初音は主人公の弥助に手をかけてしまうのですね。

勝手に押しかけるだけ押しかけて、我が子のように愛する弥助が傷つけられた。
千弥は、ぶちギレます。

【引用】「いいかげんにしないか!」
千弥は一喝した。
「ふさわしいだの、ふさわしくないだの、いちいち不愉快だね!無礼にもほどがある。お前はやたら恋だなんだとほざくが、少しもわたしのことを考えていないじゃないか。考えているのは自分のことばかり。その薄っぺらな恋心とやらには吐き気がする」
「そんな、ひどい……」
「だれかを愛しく思うなら、まずは自分がその相手の為に変わるべきだろう。少なくとも私はそうしたよ。かけがえのないものを手に入れるために、自分を変えた。今でも、大事な相手をどうやったらもっと幸せにできるだろうと、日々考えに考えている」
「……」
「それが愛するということだ。おまえにそれができるかい?いいや。できないだろうね。おまえは恋に恋しているだけだもの。では、わたしはおまえのために変われようか?いいや。おまえごときにそんな価値はない。おまえのために変わってやる気など、これっぽっちもない。帰れ!とっとと消え失せろ!」


【出典】東京創元社『妖怪の子預かります〈2〉』P 74 著:廣嶋玲子

■ 自分の中にある「愛」を発揮する、それだけでいい

私の過ちは、全部ここにあるんですよね。
オルさん(愛妻)が、母に変化しているのに、自分は愛するもののために変わろうとしなかった。
だから家庭が壊れる。そもそも家庭ですらなかったんやろな、自分があんな状態では。

家庭もそう。SNSもそう。仕事もそう。
自分のことばっかりでいると、独りで潰れてしまいます。

ただ、自己犠牲をすすめているわけじゃない。

自分を愛してもらうために、相手のために変わるっていうのは、底の抜けた桶で水を汲もうとしているようなもんなんですよ。
その方法やと、「かまってちゃん」「恋に恋してる」状態からは抜けられません。

自分の桶は、自分の愛でしっかり満たしておく。そうすると一つ超えられる。
桶の底が抜けてないことの確認みたいなもんですね。

どんな愛でも同じ。
母だから子を愛さなければならない・・・自己犠牲に一番走りがちな愛の形ですが、お母さんが壊れちゃったら、子どもを誰が守りますか。
一番大切にしないといけないのは、お母さんであるあなたの笑顔ですよ。

自分の桶を自分の愛で満たすのに、「き・く・あ」はいりません。
自分にプレゼントをあげる、自分を褒めてあげる、自分を癒してあげる。

そうやって出てきた愛があふれてくる瞬間があって、そのとき、
「この人のために何かできることないかな」
をする。

そして相手が喜ぶ顔を見て、さらに自分の桶を満たす。
愛が溢れるほどに、自分の桶が満たされていく感じ。

こうなると、SNS疲れも「かまってちゃん」も乗り越えられます。
強く、そう思う。

知らんけど!!

■ 愛でSNS疲れも「かまってちゃん」も乗り越える?!

人に満たしてもらうんじゃない。自分で自分を満たしてあげる。
ふわふわにしてあげる。
自己完結できた強さは、揺るぎない「核」になります。

そこから始めれば、「愛」もうまくいく。
自分の「核」は変わらない。それ以外のところがどう変わろうと。
その部分で、相手のために何かできたら、相手のために変わることができたら、どんなに素敵でしょうか。

SNSはたくさんの人がいます。千弥さんの言葉を忘れないでください。

<わたしはおまえのために変われようか?いいや。おまえごときにそんな価値はない。おまえのために変わってやる気など、これっぽっちもない。帰れ!とっとと消え失せろ!>

誰か、あなたが愛する人のために変わればいい。
全ての人のために変わる必要なんてこれっぽっちもない。

ミクロを打って、マスを制す。それがネットの世界。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
あなたによきことが雪崩のごとく起きます!!