「この間読んだ本、めっちゃ勉強になったなぁ…でも、なんだっけ?」
みたいなことありません?
高瀬はありまくりです。
情報収集しても「ひきだし」が増えていかないんですよねぇ。
お久しぶりです!アイデアホイホイはっじまるよぉ~。
■ この人の話、本当に面白いなぁって人
「ひきだし」と聞いて最初に思いつく人がいます。中村文昭さん。
大好きな講演家です。
文昭さんはあらかじめなんとなく演題は決まっていても、準備とかは特にしないそうです。
「その日のお客さんの様子を見ていると、話がふってくるんです。」
ほんまかいな、と思いますけど、本当だと思います。
もうポンッポン話が出てくるから。
文昭さんはあるとき決めたそうです。
「服に金使うより、頭に金使おう思いまして」
新幹線に乗るときはグリーン車。なんで?
新幹線で乗り合わせた「グリーン車に乗るような人」は、サッカー選手だったり、医学の研究者だったり、自分の経験したことのないような体験をしている人が多い。そんな人と話をして、「ひきだし」を増やしたいからだそうです。
本を読む、映画を見る、美味しい料理を食べる、高級ホテルに泊まってみる、経験・体験を話のネタに変えていき、人間力を磨く。
文昭さんはそうやって、ひきだしを増やしていったんですね。
ただ、グリーン車の話以外は、やってる人たくさんいますよね。
高瀬だって本を読んだり、映画を見たり、ディテ(嫁さん)の美味しい料理を食べたり、民宿に泊まったり、海に潜ってフグとたわむれたり、経験・体験を積み重ねている。
なぜひきだしが増えていく人と、ひきだしが増えていかない人がいるのでしょう。
■ 読書で「ひきだしが増える人、増えない人」
本の読み方が違うんでしょうか。読書効果の上がる読み方ってのがあるのか。
【引用】「よい本を選んで、二度読む」(中略)選び出した本を、私は「二度」読む。それも、「続けて二度読む」ことに決めている。
同じ本を二度も読むのかと、驚く人もいるかもしれない。しかし音楽だったら、同じ曲を何度もくり返し聴くのは普通のことだ。それに楽器を演奏する人だったら、初見で演奏しただけで楽曲をマスターできるものではないと知っているだろう。集中して反復練習しなければ次の曲にはとりかかれない。読書でも同じではないだろうか?二度読んだときの読書効果は、一度しか読まないときの倍どころではない。もっとずっと高くなる。私の経験からいえば、ほぼ10倍にふくれあがる。
【出典】サンマーク出版『Think clearly』P297-298 著:ロルフ・ドベリ 訳:安原実津
斎藤一人さんは、「これ」という本は7回読むそうです。
そりゃ、ひきだしも増えるよ。
違う方法もある。
しかも、読書だけでなく、他の情報収集方法(見る、聴く、体験する)にも活かせます。
■ ひきだしを増やす方法
【引用】人間の法則②「人はどういうときに情報を記憶するのか?」10%-読んだとき
20%-聞いたとき
30%-見たとき
50%-見て、聞いたとき
70%-口に出して言ったとき
90%-口に出しながら、行動したとき【出典】ダイヤモンド社『チャンスがやってくる15の習慣』P19 著:レス・ギブリン 訳:渋井真帆
読んで感動したこと、映画でググッときたシーン、ホテルで起こった面白エピソード、そういう経験・体験を人に話す。
それだけで記憶の定着がエラいことになります。
上でいくと、ただ読むより、人に話す方が7倍定着する。
ちなみに中村文昭さんも、電車で聞いた話を、バーテンダーしながらお客さんに話しまくっていたそうです。
「今日新幹線でサッカー選手と隣あわせになりましてね、こんな話してくれたんですよ!」
確か講演会で文昭さんは「三日以内に4人に話す」を徹底的にやったとおっしゃっていました。
ひきだしが増えるわけですよね。
ちなみに脳的にもそうみたい。
【引用】人間の脳は、「重要な情報」を長期記憶として残し、「重要でない情報」は忘れるようにつくられています。「重要な情報」とは、インプットしたあとに何度も「使われる情報」です。つまり、インプットしても、その情報を何度も使わないと、すぐに忘れてしまうのです。
脳に入力された情報は、「海馬」というところに仮保存されます。その期間は、2~4週間です。海馬の仮保存期間中に、その情報が何度も使われると、脳はその情報を「重要な情報」と判断し、「側頭葉」の長期記憶に移動します。
【出典】サンクチュアリ出版『学びを結果に変えるアウトプット大全』P24 著:樺沢紫苑
■ あなたの「ひきだしを増やす方法」
結論。感動したこと、ネタは、とにかく話してみましょう。彼女、息子、父親、おばあちゃん、友だちに話す。
なんならツイッターでつぶやき、SNSに投稿し、ブログにまとめてみてもいい。
どんっどん「ひきだし」増やしていきましょう。
「三日以内に4人に話す」やってみてください!
ありがとうございました!