アフロディテ
アマルフィ女神の報酬だって…先にイキすぎです。アフロディテさん…
三匹の子猫は、今日もソファーでスヤスヤ。 アフロなオオカミが近づいているともしらないで… ディテさんとウッフンした~い♪ と近づくのだが、幸せいっぱいの三匹を起こすことが、どうしてもオオカミにはできなかった。 オオカミは考えた。 うん、とりあえず…
ディテ「口ばっかだなぁ、アフロは♪」 ディテさんは唐突につぶやいたのである。妙にラブラブなトーンでだ。 アフロ「はっ?」 と私が聞き返すも、返事がくるわけもない。 ディテさんは眠っているのだから。 気になるのは彼女の夢である。 いったいこいつはど…
平日、仕事から帰り、手分けして家のことをし、ディナーを終え、やっと一息ついた頃である。 ディテ「こんなに早く仕事が終わって、ご飯も食べ終わって、洗濯もお風呂もできてたら、なんだか出かけたくなるね♪」 って、なりません。 休みたいです。 危うく「…
朝目が覚めて、隣で「比」の字に寝ているアフロディテさんに絡みつきイチャイチャしにいったところ、 ディテ「…何の…マネ?…」 と言われたんで、そっと逆を向いて「兆」の字になりました。 兆ーご立腹なんですけど。
アフロディテ「ちょっと聞いてよ!あのね…」 と嫁さんが言ってきた。 アフロディテ「今日、高校生くらいかな。 髪の毛バッチリキメた男の子2人が前を歩いてたのよ。… 高校生A「二組の井坂(仮名)って知ってる?」 高校生B「あぁ、愛ちゃん(仮名)と付き合っ…
アフロディテさんは、変な人である。 この人は昔から脱水症状気味らしいのだが、 ディテ「昔っからお母さんに『あんたは脱水症状だ』脱水症状だって言われ続けたんだけど、 私って『脱水少女』なんだと思っててさぁ。 あなたも思ってたでしょ?」 思うか!同…
少し愚痴ったのだ。 アフロ「最近五時半起きってのが早すぎるわ」 すると嫁さん、 ディテ「何言ってんの。十一時半に寝たら、二時間も眠れるじゃないっ!」 …うん、もうちょっと寝たいかな。
カラオケにディテさん(嫁)と久しぶりに行ったのである。 ディテ「みそ汁のさぁ…」 アフロ「お、おぉ」 ディテ「あっ、ミスチルのさぁ…」 アフロ「…ミスチルをみそ汁と間違ったん?」 ディテ「んで、ミスチルのさぁ」 アフロ「……」 ディテさんはミスチルの桜…
ディテ「んで」 アフロ「え?」 ディテ「んで、どうやって返すの?女子高生になった元塾の生徒から来た、 『男前豆腐クリームパンうまいで。』 のメールに」 アフロ「そりゃ、『食べてみるわ!』でしょ」 ディテ「いいや、何か質問で返すね。」 アフロ「えぇ…
アフロディテさんが、おもむろにコップを手に取り口に運ぶ。 ゆっくり傾けていく。 どんどん傾けていく。 そして異変に気づく。 「あれ?」 飲めるはずもないだろう。 もとから水は注がれていないのだから。
夜ダラダラ仕事してもしゃーないみたいよ、という話をすると、 アフロディテさん(嫁)が、こんなことを言った。 ディテ「私、絶対朝型だと思うの。でも…」 アフロ「でも?」 ディテ「朝起きれないのよねぇ」 アフロ「…」 誰か、この人に愛の手を。
久しぶりにディテさんとやってみた。 黒ヒゲ危機一髪。 一つ刺し二つ刺し…残りの穴は二つ。 すごい確率である。 緊張の一刀は僕。 (どっちに刺す?…どっちだ) こめかみから汗が流れる。 「うりゃー!っしゃぁ!!」 黒ヒゲは飛ばず、沈黙している。 ディテ「…