アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

どうした日本

■ スカッとした気持ちが

早朝、ランニングから帰ってくると、息子たちは朝活でテレビを観ている。
我が家の方針として、朝早く起きた時間は、自由に使っていいのである。
(なぜか、ゲームは金~日だけみたい)

シャワーを浴びてから気持ちよく読書をはじめたのだが、爽やかな朝が・・・

読みはじめたその本で、いい感じになりつつある主人公たち中学生男女。
恋の萌芽かと思われたところに、

「再婚しようと思うんだ」

突然の父親からの告白。
しかも、こともあろうによりにもよって、父が結婚する相手が、彼女の母だという。
そのピンチゆえに、お互いの気持ちを急展開に確認し合い、

「兄妹になったら、結婚できない」

そして駆け落ちを決行するというね。しかも並行世界への駆け落ち。
ちょいドロ。

いや、いいの。面白いし。
若干、そんな内容なんだろうななんていう予想もしてたし。

自分が悪い。朝読むんじゃなかった。

■ スカッとさせたい気持ちが

こうなったら気を取り直して、息子たちが観ている戦隊ものを一緒に観て、気持ちをスカッとさせよう。

案の定、水戸黄門的展開で敵をぶっ倒していたのだが。
どうもおかしい。雲行きが、あやしい。

今回の戦隊ものは桃太郎をテーマにしている。
主人公は桃太郎で、そのお供たちが、サル、キジ、イヌ、オニ・・・オニ!?という感じだ。

オニがお供の一人というのはおいておいても、完全な赤リーダーというのは、最近では新しい。
しかし、新しいのはそれだけではない。

キジが既婚者である。奥さんがいるのだ。

そういえば、盲点だった。
子どものヒーローに愛妻がいてもええじゃないかええじゃないか。

が、ちょっと展開が怪しすぎて、思わず質問してしまう。

「ん?イヌは彼女(ナツミ)を探してたんだよね??」
テレビに集中したい息子がぶっきらぼうに答える。
「そうだよ」

「その彼女(ナツミ)が、キジと結婚してたミホだったってこと??」
「う~ん。そうなんだけど、そうじゃないというか」

ぱっとしない回答に娘がかぶせてきた。

「よく分からないけど、イヌの彼女のナツミはジュートの適合者なのよ。劇団にいるときさらわれて、ジュートになったのかなって。で、ジュートになったナツミはミホとしてキジと結婚していて、それに気づいたイヌは、ナツミ(ミホ)を家に連れ帰ったんだよね。それで、次の日になってキジとお話をしてて、キジに『ミホはいないんだ!』って、今叫んだ。」

訳が分からない。二重人格の一方と恋をしてしまう系の悲恋か?
子どもの戦隊ものだよね??

コクすぎない?

「あ、イヌが無実の罪で今逮捕された。これ、絶対キジが通報したんだ。仲間を差し出すくらい、奥さんが大事なんだねぇ・・・」

!?

内容濃すぎない?

キジがどうやら闇落ちしたようなのだが、どうした日本。
スカっとできない朝であった。

↓読むタイミングが合えば、一気に読みたい本です♪

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