学校の先生の大仕事。
「通知票」
エラそうに、お子さんの評価をするんですが、何様か?とね。
ということで高瀬はめちゃくちゃ苦手な仕事の一つなんです「通知票」。
そうこうすると教室のベランダにやたら立派な竹が現れたりする。
■ どうでもいい話
『かぐや姫』なら竹林に行って竹が光っているですけど、ベランダに竹の一節が置かれていて、それが光って見えるんです。傘子地蔵の方が近いかな。
あぁ、お地蔵さんが置いていってくれたんだろうな。
光ってみえる竹。それが現れたら、どうしても青竹踏みを作りたくなりませんか。
通知票以外ならなんでもしたい時間帯が訪れたみたい。
学校にはちゃんと道具がそろっていたりして、やっぱり作っちゃうんですね。
で、遅々として通知票は進まない。
遅々です。父であり、乳好きですが、ここでは関係ありません。
で、「知らんがな」と思ったあなた、正解。
「いやいや、この文、めっちゃおもろい!」と思ったあなたも、ぜひ読み進めてください。
ここまではどうでもいい話。
「つまらない人」と「おもしろく感じる人」を分かつものがある。
ま、一つの尺度ですわ。
■ 「つまらない人」と「おもしろく感じる人」を分かつもの
【引用】つまらない人間とはなにか。それは自分の内面を語る人である。少しでもおもしろく感じる人というのは、その人の外部にあることを語っているのである。【出典】ダイヤモンド社『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術』P142 著:田中泰延
自分の内面ばっかりを語っていると「つまらない」となる。
どうしたって高瀬の足はくさいんですよ。
靴下は生乾きだし、蓄積される靴の腐臭で…
とか、内の話ばかりじゃあ「つまらない」ってなるんだろうな。
高瀬の足はくさいんですよ。
納豆みたいな臭いするんですけど、ただ、この納豆みたいってあながち間違ってないらしい。
臭いの元になっている物質、納豆にも含まれている「イソ吉草酸」らしくてね…
多少、自分の外部にあることを書いたので、まだ上よりましになったかな。
ただ、内面を語っていても面白い人というのがあるんですね。
■ 内面を語っているのに「おもしろく感じる人」
【引用】「寒い寒い」と触れ回る男も、聞き手の共感の範囲ならいいが、しつこいと、(おまえが寒いのはわたしに関係ない)と思われてしまう。ブロッコリーが嫌いな女も、育ってきた環境が違うからセロリは好きなのかもしれないが、基本、どうでもいい。【出典】ダイヤモンド社『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術』P142 著:田中泰延
この文に隠れているんですよね。
内面を語っているのに「おもしろく感じる人」の秘訣。
「共感の範囲」で語っているということですね。
読み手・聞き手が、語り手と共通の部分を見つけられる余地があるというかね。
ま、結局それを狙って語れる人は、外を見る目があるってことなんですけどね。
高瀬は外を見る目がなさそうなんで、当たるも八卦、当たらぬも八卦で、書きたいことを書くまくります。
ありがとうございました。