■ 価値のあるものはどっち?
斎藤一人さんのお話なんです。
「コップ一杯の水」と「ダイヤモンド」どっちが価値がありますか?
どっちでしょうか??? 僕はね、「コップ一杯の水」って答えたんですよね。 あなたはいかがですか?
この話の先は後ほど。
■ 片づかない理由
【引用】大好きなモノ以外はすべてノイズだ。 【出典】サンクチュアリ出版『自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと』P29 著:四角大輔
片づけるの苦手なんですよ、僕。 で、斎藤一人さんに言わせてみたら、
「ものがたくさんあるのに、片づくわけないの!」
…いやぁ、その通りなんですよね。
「大好きなもの以外ノイズ」
それなのに、「いつか使うかもしれないなぁ…」というものばかりに囲まれている。プレッシャーをかけられている。
【引用】捨てる基準はシンプルでいこう。 今、使っていないモノは捨てる。 即座に売るか、譲るか、処分すればいい。 "思い出の品"以外、手放して困るモノはない。 とっておくか迷ったら、捨てる。 【出典】サンクチュアリ出版『自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと』P32 著:四角大輔
大好きなモノだけに囲まれている生活。 ときめくものだけに 囲まれている時間。
素敵じゃないですか。 でも捨てなきゃいけないんだろうな、そのためには。
■ 片づかない理由…もとい、捨てられない理由
はじめの質問に戻ります。
「コップ一杯の水」と「ダイヤモンド」どっちが価値がありますか?
この答え。どうもね、ダイヤモンドみたいです。 ダイヤモンドの方が価値があると答える方がいいらしい。
「水」と答えてしまった僕の心理は。
「砂漠にいったりしたら…」 「水がもらえない状況になれば…」
そういう状況なら、生きていく上で価値があるのはダイヤモンドではなく水です。
でも、砂漠なんていかないんですよね。 さらに、日本で水がもらえない状況というのはなかなかありません。 よくよく考えると阪神淡路大震災を経験しましたが、そういう状況ですら、おかげさまで水はいただくことができ、今なお生きております。
大震災がくるかもしれない…から、ダイヤモンドよりコップ一杯の水を選んでしまう…この心理が、片づかない理由、もとい僕が捨てられない理由の元凶です。
「この服、いつか今度、山に登るときにちょうどいいんだよな」 「このグッズ、自転車がパンクしたとき使うから…」
山に登るときに買えばいいし、自転車がパンクしたら三軒先の自転車屋さんにもっていけば済む。
「捨てるのがもったいない」というより、「片づかない部屋で癒されない毎日」の方がもったいないかもしれません。
「もしかしたら使うかもしれない」自然とピンチの状況をベースに物事を考えてしまう、そういう僕の心理はあまり健全ではない気がします。 ピンチベースの考え方もときには必要。でも毎回ではね。
ピンチ引き寄せちゃうかもしんない。
ちょっと変えよっと。
コップ一杯の水より、ダイヤモンド。 もしものピンチのときより、今。 捨てることを「もったいない」と思うより、使わないものに生活が圧迫されていることを「もったいない」と。
長い文章、最後までありがとうございました。 あなたによきことが雪崩のごとくおきますように。