アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

可能性の扉を閉めるには?

【引用】 「ホワン、人を決めつけ続けると、幸せにはなれないよ」そう言うとエクトルは嬉しそうに笑った。

【出典】飛鳥新社『ホワンの物語』 ~成功するための50の秘密~ 著:ロバート・J・ペトロ 訳:山川紘矢 山川亜希子

■ 決めつけると楽

未来のことを考えると不安になります。 なんでか? 決まってないからです。 決まっていると安心します。先が見える安定…人がそれを求めるのも、安心したいから、決めたいからです。 人は決めたがりなんです。 広範囲において。

■ 決めつけはもったいない

○人の性格。 すべての人は多重人格みたいなもんです。 相手によって、日によって、天気によって、気分によって変わっちゃいます。 でも決めちゃう。 「あの人は本当に短気」 性格を決めてしまうのも楽だからです。 毎回毎回評価しなおすなんてタイヘンですよね? だから決めつけて、対応する。 悪いなんてことはないんです。 でも決めつけたことで、その人全部を否定して排他するようなときは考え直してください。 理由は、自分が嫌う人から学べることって案外多いからです。 良薬は口に苦し。 ○食物 「ニンジン嫌い」 僕はらっきょが好きじゃなかったです。 今は食べられます。 「こんなに美味しいのに食べられないんか!まだまだ子どもやな」 と育てられましたので、今日食べられないものも、明日食べられるかもしれないと思っています。 嫌い!そう決めつけるのはもったいない。 なぜか? その食材の世界が閉ざされるから。 あなたはケーキが好きですか? なら、ケーキを嫌いという人を「かわいそー」と思いませんか? らっきょの世界を閉ざされるなんてもったいないんです。

■ 可能性をつぶす

といっても、どうしても生理的に受け付けない人や、食物(ゴキブリの天ぷらなど)はあります。 けど、それが多すぎるのはマズい。 可能性が減るからですね。 成長、成功、快感にぶちあたる可能性が減ってしまうんです。 決めつける、その行動をみてみると、 「あの人は短気だ」 この烙印を押した相手から、気の長いやさしいところを見付けようとはしないでしょう。 「セロリ?大っきらい」 食べてみようとしますか?自発的に。 決めつけることは、相手のよいところ、食べ物の本当の美味しさ、 そういうものを見つける可能性を閉ざしているんですね。 でも危険なのはこれから。

■ 決めつけがクセになる

決めつけることって楽ですので、クセになっていしまいます。 人に対して、食物に対して「キライ!イヤ!」って決めつける練習してると、習慣づけが加速する。 なんでも練習してると無意識にできるようになります。 「どう?この仕事やってみない?」 『無理!』 「テニスやるんだけど、どう?」 『やったことないし、運動苦手だから…』 可能性をいたるところで閉じまってませんか? そういう僕も気付かぬうちにやってそうですので、気をつけます。 編集者さん「べえごま文化についての記事、書いていただけませんかね?」 『すいません、回すより回る派なんで!…って、やらせてください!』