犬は、家族間の序列をきっちり掴んでいるという。 うちのシロキチは、猫だが、わりかしわかっている気がする。 いろは(娘・３歳なりたて)はどうなのだろう？彼女になら直接きいてみてもいいのだが、そんな勇気、私にはなかった。 が、勇気なんていらなかった。
■ いろはの中の序列
家族水入らず、ドライブをしていたときのことだ。運転は私。安全運転で家を目指す。 そんなときのエピソードだ。 助手席のいろはが水筒を持って、 「ねぇ、のんでもい～い？」 と聞いてきた。すかさず私が、 「どうぞ♪飲んでいいよ」 といった。隣のいろはに向かって「飲んでいいよ」と確かな言葉でいったのだ。 しかし、いろはは、 「ねぇ、おかあさん？のんでもい～い？？」 ねぇ、いろは。今のでわかったよ、君の中の序列がどうなっているのか。 「いいわよ、いろは♪」 「やったぁ～♪いっただっきま～っす」 当然、私の落胆ぶりにディテ(嫁)さんが気づかぬわけもなく、バックミラーに映ったあの人の勝ち誇ったような笑みを、これまた生涯忘れることはないと思う。 （これまた、の理由は前回の記事を参考にどうぞ）
