生まれたままの姿の男女。 男から女へ愛を語る。 アフロ「たとえお前がAB型であっても、おいろはん(娘)、キミを愛しているよ」 風呂場での会話である。 男は自分が生んでいるわけではないので、自分の娘かどうかは、どこまでもいっても信じるしかない。 私はＯ型、ディテ(嫁)はＡ型。AB型が生まれるわけはないのだが、もうなんていうか、 「もう我が子でも我が子でなくても、我が子でいいや！我が子でいてください！！」 みたいなところまで達観している。 「いや、あの生まれたときのオデコの広さはアフロちゃんでしょ」 「そうそう、それにオデコを強調するような前髪の生え癖はアフロちんよね。ってかワックス無しで何で前髪そこま上がるの？」 「なんてったって、ハナだってぺちゃんこじゃん！そっくりだよ！」 「目ぇ細い〜！アフロだぁ！！」 各種、各機関、各カテゴリーの人々からお励ましをいただいているのだが、なぜだろう、不思議と実に励まされない…。 「我が子なんだろうな」という確信、ならびに周りの人々とのミゾは深まるばかりである。
