「え?僕?今、無の境地やってんねん。話しかけんといて。」
■ ゲームをやめました
ゲームが好きでたまりません。
「やめてみよう」
というときは、やめられるとは思っていませんでした。 でも、もうさすがに一ヶ月近くやらないでいると、もうこのままやらなくてもいいんだろうなと感じてきました。
■ ゲームが意外と自分にとって荷物だった
あくまで高瀬にとってという話ですが、やらずにいて気づいたことが、ゲームが重荷だったということです。
あんな素敵な娯楽が重荷だなんて気づきません。 変なんでしょうね、高瀬は。
ゲームをするとなると買うし、買うとクリアしたくなる。 アクションならうまくなりたいし、練習しなければいけない、なんてどこかで思っている。たまにはRPGでも、っとスマホでなつかしのFFなどをダウンロード。PS3ではアクション、スマホではRPG。攻略情報は??新しいゲームは出てないかな? もっとワクワクさせてくれるものないの? 期間限定、無料のゲームはどんなのがある?
…もう、ゲーム一つで取られる時間は、「やっている時間」だけじゃないんですよね。 無意識に潜むゲームにまつわる時間がもんのすごい。
その重荷を下ろせたんです。なんか変な話ですけど、
「あ、もう新作ゲーム検索しなくてええんや」 「あ、もう攻略法とかブックマークしなくていいんか…」 「そうか、ゲーム…君はもういないのか…」
ってな感じです。
■ 一つやめる、ことの激変
目に見えての変化ではないのですが、なんというか、ただ感じる変化がすごいのです。
子どもといても、同じ過ごす時間の密度が違う。
一緒にいて、これまでも楽しかったのですが、もっと楽しいんです。 どっかどっかで「レベル27にしたら、ダーマ神殿目指すかな…」「そろそろツムツム30000コインやから、ガチャ回すか」とか考えていたわけですから、そこにその場所に、子どもの前に自分がいない。
ゲームにも失礼ですが、子どもにも失礼で、自分の時間に対しても失礼なことですな。
【引用】過去をいくら悔やんでも無意味だし、来てもいない未来をいくら心配しても無意味です。「私」に今できることは、目の前の人を抱きしめるだけ。 今をひたすら生きること、今、目の前にいる人を一生懸命に大事にすること、それ以外に人生はありません。 【出典】中経出版『100%幸せな1%の人々』P130 著:小林正観
過去や未来ならまだしも、バーチャルの中のキャラクターや金について思いをはせているだけですからね、高瀬の場合。
■ やめるのススメ
「自分、最近おもしろいことないなぁ…」
押してもだめなら引いてみろ、で、案外新しいことはじめるより、古い習慣をやめてみるのも面白いかもしれません。
よかったら、あなたもぜひ、何かやめてみてはいかがでしょうか? その結果がいいものかどうかはわかりませんが、やめるだけで変わる自分、そんな新しい自分への出会い方があることに驚かれると思います。
ではでは!