灰「…はぁ…どうしよう、この三重首…首輪も入んないよ」
茶「いいじゃない。わたしは好きよ、よりかかるとやわらかくて」
灰「…おう…(好きになってまうやろぉぉぉぉ)」
■ ベストより普通がお好き
KREVAさんの『心臓』というアルバムが好きで聞きまくっていました。 ベストもあるのですが、普通のアルバム『心臓』の方が好きです。
Mr.Childrenさんの『(an imitation)blood orange』もそう。ベストのマクロ・ミクロよりも好きでございます。
好きなアーティストさんのベストなので、入っているものそれぞれ一曲一曲が大好きなのです。 でも全曲4回まわせばいい方。
反対に普通のアルバムは、好きな曲もあれば好きになれない曲も入っている… なのに何回も何回も車内でまわして聞き込んでいる。 なぜオールスターのベストよりも、普通のアルバムの方が自分にとって長く愛せているのだろう。
■ イヤな部分があるから愛せる?
理由はどうもね、イヤな部分があるからこそ愛せているみたいなんですよ。
【引用】人間の知覚にはコントラストの原理というのがありますが、これは、順番に提示されるものの差異を私たちがどのように認めるかに影響を与えます。簡単に言うと、二番目に提示されるものが最初に提示されるものとかなり異なっている場合、それが実際以上に最初のものと異なっていると考えてしまう傾向があるのです。 【出典】誠信書房『影響力の武器[第二版]』P22 著:ロバート・B・チャルティーニ 訳:社会行動研究会
アルバム一枚をまわしているわけです。好きな曲がくれば、好きじゃない曲がきて、一周まわったところでまた好きな曲がくる。
最初に「うわ!いい曲!!」と思った曲が、好きになれない曲のおかげで、もっと、「うわ!!やっぱりいい曲やん!」と感じてしまいます。
白の中の純白より、黒の中の白の方が白く見える。
コントラストで好きな曲をどんどん好きになり、次くるのが待ち遠しくなり車内でまわしまくる。
■ イヤな部分も愛せてしまう
運転中、機械操作も特にしませんので、イヤな曲も何度も何度も聞きます。
そして何度も何度も聞いているうちに、そのイヤな部分まで愛せてしまっていることに気づきます。
「この曲がないと、このアルバムじゃないんよね♪」
単純接触の原理にやられているのかな?
【引用】ザイオンス効果とは、「単純接触効果」ともいわれます。接触回数が増えるほど人間の好感度は高まる、という心理法則です。 【出典】ソーテック社『Twitterでビジネスを加速する方法』P28 著:樺沢紫苑
こうなるとダメで、どんどんハマっていく。 そのアルバムの虜になっていきます。 もう大好き『心臓』大好き『(an imitation)blood orange』ですよ。
■ そして「イヤな部分があるから愛せる」
どんな人もそうだと思うのですが、長くつきあっていると相手の「イヤな部分」というのが見えてきます。
そんなときコントラストで、
・その「イヤな部分」を際だたせるのか、 ・「大好きな部分」を際だたせるのか、
で相手を愛せるかどうかが決まってくると思うのです。
大好きな部分は、イヤな部分があることで、より大好きになっていきます。 そしてイヤな部分も、長くつきあっているうちに、
「しょーがないなぁ、この人は。でも、これがないとこの人じゃなくなってしまうよね」
なんて思えるかもしれません。
コントラストで際だたせる部分を選ぶのは自分。ってことは結局相手を愛するも愛さないも自分次第ってことか…も。
■ さらに自分も「イヤな部分があるから愛せる」
自分を愛するということにも、これは使えるかもしれません。
・気が短いけど、だからこそ決断早く行動が早い、とか ・鈍くさい、遅いけど、だからこそおっとりしていて、人の失敗を受け入れる余裕がある、とか
短所があるからこそ、長所があって、 短所があるからこそ、長所が際だつ。
さて、自分の長所のどこをコントラストで際だたせましょうか♪
久しぶりにも関わらず、長い文章におつきあいいただき、ありがとうございました。 あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。