【引用】 学びの基本は、『守・破・離』の法則です。 守って、破いて、離れる。
【出典】ベースボール・マガジン社 『風の谷のあの人と結婚する方法』 著:須藤元気 質問送付人:森沢明夫
■ 守破離の守
あなたはどうやって学んできましたか? 全ての人にいえることだと思います。 学びはマネから始まった。 習字の手本は真似るためにあります。 空手の型だってそう、 文章の起承転結だってそうです。 おしゃれにしたってテレビの芸能人を真似、雑誌のモデルを真似てるでしょ? 学びとはマネびなんですね。 そして、これが『守破離』の【守】です。
■ 守破離の破
忠実に忠実に手本を真似るのが【守】。 その手本を破っていくのが『守破離』の【破】。 破っていくとはどういうことかというと、須藤元気さんお願いします。
〈基礎を『破り』つつ、そこに自分なりの色をつけていきます。いわばアレンジです。〉
ファッションだと、すぐこの領域に進むのではないでしょうか。 「このシャツには細身のジーンズもいけるかもなぁ」 ってなもんです。 でも、簡単に破るのはいかがなもんでしょう。 基礎がない応用は揺らぎやすいことこの上なし。 習字でもちゃんと真似しきらなければ、普段の字はアレンジ…というか元通りっていうか…ねぇ。
■ 守破離の離
基礎を固め、 アレンジにアレンジを重ね、 「あれ?原型はなんじゃらほい?」 となったのが、『守破離』の【離】です。 破の延長です。オリジナルといってもいいのでしょうね。
■ 守破離で大切なのは
守破離で大切なのは【守】であると思います。 基礎だから。 ほら、人間だれしも先へ先へと進みたがるでしょ? でも、根の張り切れてない木はすぐに倒れます。 僕は耳が痛い。 習字に行っても普段の字が倒れまくってたのは僕のことです。 マネびを大切にしませんか? 自分のモデル、尊敬できる人を探しましょう。 そして、骨の髄まで真似しきりましょう。 基礎が固まれば恐くない。 恋愛上手も接客上手もバスケ、テニス、ぜーんぶモデル探しからです! 今日もありがとうございました。