セブン&アイ・ホールディングスCEOの鈴木敏文さんは、多読家だそうです。上に立つ人が努力家の勉強家じゃ、ほんと追いつけないですね。
■ セブン&アイ・ホールディングスCEOのアンダーライン
鈴木敏文さんですが、読書のときアンダーラインを引くそうですが、千石のように「納得だ…」という部分ではありません。 むしろ逆。
【引用】アンダーラインを引く箇所は、決まって「自分の考え方とは異なる箇所や反対の意見」だそうです(『朝令暮改の発想』新潮社)。 同感できる箇所とか、「その通りだな」と納得する部分を見出していても、実はあまり意味がない。 「同感できるということは、自分もその考え方に達しているわけですから、そこから得るものは少なく、それ以上の発展はあまり期待できません」ということなのです。 【出典】永岡書店『すぐやる化習慣術』P109-110 著:夏川賀央
孫引きですみません。 確かに…でしょ?納得している部分は、自分の考えがそこに達しているのだからアンダーラインを引く必要はない…納得です。 …これについても納得しているから引かなくてもいいのかな?…あぁぁ、混乱してきた。
■ アイデアは情報のシェイクから
アイデアは既存の知識の組み合わせにすぎないのだから、そのパーツ(既存の知識)の量で閃くバリエーションが決まってきます。 そして同じ種類のものを組み合わせてみても、あまり面白い化学変化は起きません。 砂糖水にキシリトールを入れてもより甘くなるだけ。 突飛なところからの組み合わせが、面白いものを生み出しそうです。 となると、勉強すべきはどこなのか?頭に入れるべき情報はどんなものなのか? 自分が納得できない種類のものです。 これが難しいんだ。読むスピードは上がらないし、納得できないから当然心に落ちた感じがしないしね。 でも、鈴木敏文さんの話を聞いた今となっては、「ラッキー!理解できるけどまったく納得できない!」という気持ちで向き合えそうです。 嫁「私にとっては『アイデアホイホイ』だね」 千「俺にとってはお前だね」 嫁「………」 千「…うそっ!う〜〜そっ!!」 嫁「………………晩ご飯ぬき」 千「うそぉぉぉぉ!!」 嫁の下にはアンダーライン、嫁の上には鬼の角が見えた瞬間でありました。 今晩は節分豆だけになりそうです…。 ありがとうございました。