アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

その小物に込められたストーリー

旅をして小物を買ってくる友だちがおります。 前回は木製のブランデーグラス(グラスとちゃうか)を買ってきていたと思います。 「あ、いいな♪」 と思ったらすぐ真似しちゃう。 何か旅をして小物を買ってくるなんて、一つの小物に込められているストーリーがいいじゃない、と思ったからなんですね。

■ アイデアフレーズ

【引用】人と話をするきっかけとなる「小道具」はいろいろありますが、ただモノを用意するのはつまらないし、味がない。 自分なりの「マイ・ストーリー」がこめられていたほうが、テクニックに走らず、相手もこちらも、ちょっと「ほっこり」できると思うのです。 【出典】サンマーク出版『お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!』P175 著:中村文昭

■ 漫然と買い物してしまう私

僕の場合、行く先、行く先で「あ、これほしい」と思った物を買ってしまったので、ただ物が増えました。 あちゃちゃちゃちゃ〜ですよ。 「やり方マネて、あり方マナばず」 思いつきで買っているので、その小物を手にとっても、…あれ…どこで買ったっけ? 僕みたいな輩は、少し頭を冷やして、 「南部鉄器の一生物の茶瓶を買う」 と、旅の目的に「買う物」を加えればいいかもしれません。 そうすれば、それを求める過程でストーリーができそうです。 私「父親に『南部鉄器の茶瓶ってどこで売ってるの?』とか聞いたら『おまえにはまだ早い!』とか一喝されてさ。そこから火がついたわけよ。」 友「で茶瓶のはずが、なんでこの風鈴になってるわけ?」 私「それには話せば長くなるストーリーがあるんやけど、実は…」 インターネットで店を調べて行くぐらいなら、まだストーリーを紡げそうですが、オンラインショッピングしちゃえばそれで終わりですね。 少々味がないかもしれません。 「これ!」という小物は、旅先で求めるのが素敵です。 「よい物かどうか」というのは、それ自体のブランドよりも、そこに紡がれている自分なりのストーリーにより決まるものかもしれません。 最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。