アイデアホイホイ

とある先生、学びの記録(肺炎療養中)

『365日の紙飛行機』が名曲すぎる件

■ 伴奏練習に歌わされ

卒業式シーズン。
中学1年生の娘が、3年生を送る会で歌の伴奏を弾くという。
曲は『365日の紙飛行機』。

「お父さん。ちょっと歌ってみてくんない?歌が入ると伴奏難しいから」

【引用】人は思うよりも
一人ぼっちじゃないんだ
すぐそばのやさしさに
気づかずにいるだけ

【出典】『365日の紙飛行機』作詞:秋元康

改めて思う。名曲だ。

■ お風呂で聴く

小学5年生の息子と一緒にお風呂に入る。
原曲を聴いてみたくなった。

「誰が歌っている声?」
と息子。
「あ、ごめん48人くらいいるから、その中の誰が歌っているか知らへん」
なんなら申し訳ないことに、当時のメンバーの名前を一人も言えない。

「合唱ってこと?」
「斉唱かなぁ。ときどきソロで、ときどき同じ音程をみんなで歌っている感じ?ハモってない、と、思う。」
「いい曲だね」

せっかくなので、合唱も聴いてみる。


「うわぁ、すごい。48人全員で歌ってるのかな」
「あ、この団体さんは何人か分からない」
「男の人も歌ってる。かっこいい」

男の人、大御所がソロで歌っているバージョンがあったので聴いてみた。

「え、誰?」
「ToshIさんですよ」
「もしかして、YOSHIKIとToshIの?」
「そうですそうです。X JAPANのToshIさんですよ」
「すげぇぇぇぇ!」


えらく感動しているようで、一緒に聴き惚れた。

風呂から上がり、娘が訊いてきた。

「最後、お風呂で歌ってた人、誰?」
「俺」
「……」
「ToshI様ですよ。ToshI様」
「え!?ウソでしょ?あの人、こんなに歌上手かったの?」

「いや、失礼やぞ、ToshI様に」
「でも、あのライオンのTシャツからは想像できない。いつもの声とぜんぜん違う。ハイトーンな感じも。うん、想像無理」

「あ、それタカアンドトシな」


「そう、タカアンドトシのトシだけど。そのトシと違うの?」
「しかもライオンのTシャツはタカな。トシは、お父さんに似てる方の」
「あぁ丸刈りの。あの人の方だったか。歌ってるの」

ちゃう。トシやない。ToshIや。

けど、説明疲れました。ごめんなさいToshIさん。トシさんも。

【引用】折り方を知らなくても
いつのまにか飛ばせるようになる
それが希望 推進力だ
あぁ 楽しくやろう 365日

【出典】『365日の紙飛行機』作詞:秋元康

日常の中でフッと笑えることがあると、また明日がんばれる。
楽しくやろう。
飛んでいけ。飛んでみよう。