アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

バイク哲学

親族でビンゴゲームをした。
私たち夫婦のカードが、空気を読まず、多くの子どもたちを差し置いて早々にビンゴしてしまった。
それに気づいた息子ちゃんが叫ぶ、

「お母さん、ビンボー!!」

全然関係ないけど、バイク好きですか?

■ バイク哲学

大好きな小説があります。浅田次郎さんの『プリズンホテル』。
もうね、むちゃくちゃなんですけど大好き。
ヤクザが経営し、従業員だけでなく、来るお客も一癖二癖あるホテルの群像劇です。

泣きました。

その泣いたシーンとは関係ないんですけど、私がバイクを乗ろうと思ったきっかけが、この小説の台詞です。

バイクを愛してやまない番頭の黒田が、支配人のどら息子(暴走族)に、バイクとは何かを語ります。

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(黒田の愛車、1966年製カワサキW1)

【引用】よおっく聞け。決して後ろに退がれねえ。走っていなけりゃ倒れちまう。雨が降りゃ雨に向かって、風が吹きゃ風に向かって走り続けにゃならねえ。俺ァ若え時分、命と取っかえてでもこいつが欲しかった。バイクってのァ、そういうもんだ

【出典】集英社e文庫『【合本版】プリズンホテル 夏・秋・冬・春(kindle)』 著:浅田次郎

かっこよくない?
しびれるでしょ。

いつまでもこういう生き方したいと思う。
止まったときは本当に倒れてね。快復してね。また走り出す。

バイク、、いいわぁ。バイク乗ろう。