親族でビンゴゲームをした。
私たち夫婦のカードが、空気を読まず、多くの子どもたちを差し置いて早々にビンゴしてしまった。
それに気づいた息子ちゃんが叫ぶ、
「お母さん、ビンボー!!」
全然関係ないけど、バイク好きですか?
■ バイク哲学
大好きな小説があります。浅田次郎さんの『プリズンホテル』。
もうね、むちゃくちゃなんですけど大好き。
ヤクザが経営し、従業員だけでなく、来るお客も一癖二癖あるホテルの群像劇です。
泣きました。
その泣いたシーンとは関係ないんですけど、私がバイクを乗ろうと思ったきっかけが、この小説の台詞です。
バイクを愛してやまない番頭の黒田が、支配人のどら息子(暴走族)に、バイクとは何かを語ります。
(黒田の愛車、1966年製カワサキW1)
【引用】よおっく聞け。決して後ろに退がれねえ。走っていなけりゃ倒れちまう。雨が降りゃ雨に向かって、風が吹きゃ風に向かって走り続けにゃならねえ。俺ァ若え時分、命と取っかえてでもこいつが欲しかった。バイクってのァ、そういうもんだ
【出典】集英社e文庫『【合本版】プリズンホテル 夏・秋・冬・春(kindle)』 著:浅田次郎
かっこよくない?
しびれるでしょ。
いつまでもこういう生き方したいと思う。
止まったときは本当に倒れてね。快復してね。また走り出す。
バイク、、いいわぁ。バイク乗ろう。