この間、家族水入らず、一緒にでかけようとしていたときだ。 ディテ(嫁)さん、いろは(娘・3歳)、太一(息子・1歳)が先に玄関で靴をはいていて、アフロは少し準備に出遅れていた。
するとこんな会話が聞こえてきたのだ。
いろは「おかあさん、なにか、わすれものなぁい?」 ディテ「ん?ないよ?」
いろは「おとうさん!!わすれてるじゃん♪」
が~~ん…忘れ物にくくられてる…
ディテ「ふはははは!忘れてないってば!」
いろはからの扱いが寂しいものになってきたのは、これだけではない。
ばあばんちのお風呂に入りに来たときのことだ。
いろは「きゃっきゃっ!たのしぃ~♪」 アフロ「広くていいねぇ!」
おもいっきり、さんざん、のぼせるほど遊んで、
アフロ「そろそろあがる?」 いろは「うん♪おかあさ~ん!あがるよぉ~」
ディテ「は~い!どうだった?楽しかった??」
いろは「うん!でもやっぱり、おかあさんとはいりたかったな」
がが~~~ん…なんですと?
まま、そこから着替えて、晩ご飯をいただき、
アフロ「さて、寝ながら帰るか」
眠くなった太一、いろはを車に乗せて、寝かしつけながら帰ろうとしたときだ。
「まず荷物を乗せて」とやっていると、トランクがパンパンになり、助手席の下に乗せねばならぬほどの荷物量で、助手席に乗るいろはにとって、なんだかリクライニングシートみたいな形になってしまったのだ。
荷物の上に直に足を乗せるのは、ただでさへ窮屈が嫌いないろはだ、眠さも手伝って激怒するだろう。 せめてフラットにと、荷物の上にアフロのダウン(えんじ色)をかぶせておいた。
そして、いざ助手席に彼女を抱いて座らせると、
いろは「ふぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
大激怒。あぁ案の定、逆鱗に触れてしまったんだね、君の。
運転席に乗ると、
いろは「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
という断末魔の叫び級の咆哮とともに、アフロのダウンを蹴り飛ばしてきた。 運転席でナイスキャッチ!したところ、…ピタ…。
いろは「………」
アフロ「え?…まさか、お父さんのダウンの上に足を乗せるのがイヤやったん?」
いろはは何も言わず、…こく…、と首肯した。
ががが~~~~~~ん。逆鱗…そこ??
ディテ「ま、眠いと仕方ないよね…ぷぷ」
フォローのつもりかい?それともトドメかい? アフロ…完全にダウンである。
ほなまた!