[caption id="attachment_2562" align="aligncenter" width="500"] 「こ、この道でいいんだよね?」
「た、、たぶん」[/caption]
製菓の道に行くと決めて…でも迷いがある。 それは辛いですね。
最近読んだ本に、こんなことが書かれていました。
■ その場所で学べることが必ずある
【引用】「自分の知らへん場所は、思いもよらんかった色んな経験をさせてくれる。つまり、そこは自分が一番成長できる場所やねん。せやから、憧れる場所に飛び込んで、ぎょうさん経験して成長した人間が、自分にとって一番向いてることを見つけたとき--自分にとっても、お客さんにとっても、最高の状態を生み出すことができんねんで」 【出典】『夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神』Kindle版 2286/2846 著:水野敬也
製菓は憧れから選んだ道なのでしょうか?
もし、そうでなくても、この話は素敵なことを教えてくれる気がします。
選んだ道「製菓」が、いずれ来る未来で「ここではない」と万が一感じたとしても、そこで経験して成長した人間にしかできないことが、次の場所でもあるはず。
無駄なんてものは、考えようによっては、存在しないものなのかもしれません。
『夢をかなえるゾウ2』で紹介されている話ですが、黒澤明監督は、もともと画家志望だったそうです。
どれほど苦労しても報われず…でも、映画監督になったとき、そこで培った経験が全部生きました。 絵のカット、色彩…もう他の監督の追随を許さないほどのものであったのだとか。
【引用】オードリー・ヘップバーンちゃんや、アンデルセンくんはバレエダンサーを目指してたんや。カーネル・サンダースくんも、クリスチャン・ディオールくんも、エイブラハム・リンカーンくんも、元々は違う職業やった。ひとつの夢に破れて、他の分野で夢かなえた例ちゅうのはめちゃめちゃ多いんやで 【出典】『夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神』Kindle版 2273/2846 著:水野敬也
■ 今いる道を極める
その道を極めようとする。 どの道を歩いていても、その「ありかた」が大切なのかもしれません。
【引用】自分の道って、どこか遠くにあるんじゃないよ。(中略)いま目の前にある仕事、それが自分の道。あっち見たり、こっち見たりせずに、その道を行けばいい。板前さんなら、人に喜ばれる板前になる。店で喜ばれ、客に喜ばれる板前になり、仲間から大切にされる板前になるんだよ。警察官だって、サラリーマンだって、みんな同じ。そんなことでいいんですかって聞くけど、それでいいんだよ。必ず上にあがっていけるから。神の道は必ず頂上に通じているの 【出典】PHP研究所『斎藤一人の道は開ける』P210 著:永松茂久
画家の道を行こうが、バレエダンサーを目指そうが、半端であれば、学べることも半減してしまうのかもしれません。
無駄はない、とはいえど、半分しか学べないのは残念。
食べてくれる人の笑顔を作る『製菓』の道。 どうせ行くなら、本気で行くのがいいかもしれません。
高瀬はというと、物書きを目指し、塾講師、編集・出版社、営業職…で、今は教職の道におります。 お恥ずかしいことに、どこもかしこも半端に歩いてきましたので、学んだことは何なのか…と思えるような残念さです。
でも、無駄はなかった、と感じています。
半端な高瀬以上の学びを得ながら、あなたの道を歩んでいってください。
ところで、高瀬にしても、誰にしても、残念なことにあなたの人生に責任を取れるのはあなただけ。高瀬がなんと言おうと、「無責任な他人の戯れ言」にすぎません。
応援しかできませんが、この記事があなたの辛さをやわらげるものであれば、高瀬としてはこれほど嬉しいことはありません。
ご質問、ありがとうございました。 記事を書く意味を与えてくれたことに感謝いたします。
ではではでは!