アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

会話独壇場

最近横文字やら、難しそうな言葉を使いたがりのアフロでございます。 使い方が合っている合っていないは関係なく…。

■ 別次元の能力

いろはの言語能力の高さに舌をまいている、という話を前回のメンバー紹介でした。 イニシアチブを取られる、主導権を握られる、そういうレベルを超えてきている気がするのだ。 別次元。 もうすでに会話独壇場といっていい。 独壇場というより、なんだろう、もっと適切な表現があるはずなのだが、思い浮かばない。 独りでかってにしゃべっているわけではなく、確かに相手としての私はいるのだが…なんていうのだろう、いろはの能力の前では、父としての、いや人間としての存在を無効化されるというか、ただの返答機械にされるというか… その場面を紹介しよう。

■ 会話ジャック1

もう突然である。このとき私は絨毯に寝転がっている自分の体を起こそうとしている最中であった。 いろは「お父さん!」 アフロ「ん?」 いろは「『よいしょ』って言って!」 まぁ、起きようとしているところなのだから、かけ声にもっともマッチする場面ではあるのだが…おっさんくさいではないか。「よいしょ」だなんて。でも、愛娘のためつきあう。 アフロ「よいしょっと」 いろは「お父さん!」 アフロ「ん?」 いろは「『こらしょ』って言って!」 最初のかけ声ですでに体は起こしきっているのだが…まぁ、しょうがない愛娘だもの。 アフロ「こらしょっと」 いろは「お父さん!」 アフロ「ん?」 いろは「『どっこらしょ~』って言って!」 誰が教えたぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! アフロ「どっこらしょ~」 結局何の三段活用か、全て言わされる有様である。

■ 会話ジャック2

この能力は唐突に発現する。この間は一緒にお風呂に入っていたときだ。 いろは「お父さんっていいなぁ」 アフロ「ん?なにがぁ?」 いろは「ちんちんついてて」 アフロ「おぉ…うん、いいだろう」 いろは「はやく大人になりたいなぁ」 アフロ「えぇ?」 いろは「大人になって、ちんちん生やしたいなぁ」 アフロ「いやいやいや」 いろは「『そうだね、大人になったらちんちん生えてくるよ!』って言って!」 アフロ「いやっ!いやいやいや、それは」 と拒むもむなしく いろは「言って!!!!」 アフロ「そうだね…大人になったらちんちん生えてくるよ…んなバカな…」 いろは「たのしみだなぁ。早く大人になんないかなぁ♪いぃちゃんお母さんみたいな大人になるっ!『そりゃいいね!』って言って」 アフロ「そりゃいいねぇ♪…ちんちんの生えた?」 いろは「『大丈夫!なれるよ!』って言って」 アフロ「大丈夫…なれるよ…」 なれねぇぇぇよっ! 生やさせねぇぇぇよっ!! こんな案配だ。 さて、それはともかく、お父さんみたいにちんちんを生やしたい。されど、お父さんではなく、お母さんのような大人になりたい、という、いろは。 寂しいではないか。あまりの寂しさのあまり、自分にいつ頃ちんちんが生えてきたのか、どうにもこうにも思い出せない。