アフロ実家空き巣事件で行方不明になっていた猫、アフロ銀。 帰ってきて二日ほどはウンコをしなかったそうだ。 アフロ母「何も食べてなかったんやろねぇ」 失踪したこともあってアフロ実家全体が銀に甘い。 アフロ銀「にゃー」 アフロ母「イリコ昨日やって吐いたから今日はあげへんでぇ」 銀「…にゃ」 母「…」 銀「にゃ」 母「あかんけど、２個だけな」 アフロ父にいたっても、 アフロ父「ッタイッ！銀っ！そんなとこ登ったらあかん！ッテイッ！」 ここで普段ならスリッパ百裂張り手が炸裂するところなのだが、 アフロ父・銀「ッテイ！にゃん♪ッテイ！にゃん♪ッテイ！にゃん♪…」 じゃれあっているようにしか見えん有り様である。 この際だから、騒ぎに乗じて私も甘えてみると、 アフロ「お年玉ちょうだいニャン♪」 …ぴたっ… 父、母、銀がこちらを見たまま、時がとまり… アフロ父・銀「ッテイ！にゃん♪ッテイ！にゃん♪ッテイ！にゃん♪…」 アフロ父「よし銀！今回はこの辺にしといたろ。」 アフロ銀「にゃー」 また時は動き出した。 アフロ「……」 どうやら私には失踪の段階がぬけていたようである。
