明日から塾の国語講師を頼むということで、遠路はるばる先生に打ち合わせに来てもらうことになっている。 先生とは何を隠そうアフロディテ(嫁)さんの妹、四女ちゃんである。 シロキチ妹子に会いたがっている四女ちゃんが家に泊まってくれる朝、ディテさんはご機嫌が斜めであった。 -玄関- ディテ「お客様が来てくれるのに、掃除もできなかった」 アフロ「疲れてたしな」 ディテ「加齢臭のする布団では寝させられないから、30分でも干しておいてね」 …プチっ… アフロ「加齢臭はあんたのんやろ?」 …プチんっ… ディテ「…そうだね。じゃあ。」 ガタン プチん…プチん… 「ニ゛ャー!」 とりあえず刺殺的殺傷能力の高そうなシロキチの爪を切り終わり、 次に毒殺的殺傷能力の高そうな妹子のトイレを掃除することにした。