「おとうさん!ケーキつくってよ!!」 「はいよはいよ、ほら」
砂のケーキをあざやかに作ってあげてたのですよ、娘に。 すると背後から、
「あ、高瀬さん」
ふりむいてそこに立っていたのは…
■ クロネコヤマト(ヤマト運輸)さんに感動
クロネコヤマトさんでした。 名前で呼ばれたことにビックリしたんです。
だってここ、高瀬の家ではなく、嫁の実家なんですもの。
「先ほどご自宅に荷物を運ばせてもらって、不在通知を入れさせていただきましたが、よかったらここでお渡ししてもいいですか?」 「え、ええ!あ、ただハンコないですけど?」 「サインで結構ですので!ありがとうございますっ!」
そんなに何回も届けてもらったこともないし、こっちは顔をなんとなく覚えているけど、、名前覚えてくれてたんだ…って。
猫好きも手伝って、クロネコヤマトさんが一気に好きになりました。
名前を覚えてもらっていた、ただそれだけなんですけどね。 あっちは一手間減ってラッキーぐらいだったかもしれませんが、こっちは感動そのものでして。
■ 客を喜ばせる基本「名前」を覚える
【引用】この世で自分の名前ほど耳に心地好く響く音はないということは忘れないようにしましょう。そして人の名前を覚えておいて、それを頻繁に使うということほど、人を喜ばせるものはあまりありません。 【出典】きこ書房『こうすれば必ず人は動く』著:デール・カーネギー
「顔と名前がいっちしなくて…」
えぇえぇ、わかりますとも。 高瀬もなかなか人の名前は覚えられません。
ただ、この努力のやり甲斐がある!そんな気がこのクロネコヤマトさんの一件からしています。
名前って不思議ですよね。 なんかシマシマの石やなぁって思ってるだけだったのが、「タイガーアイ」って名前を覚えただけで、その石を見るたび「タイガーアイや」なんて愛着わいちゃってる。
人にもそうな気がします。 名前を覚えるから愛着がわく、愛着がわいているから名前を覚える、どっちが先かはよくわかりませんが、相手に伝わると思うのです。その愛着という好意が。
「大切にされてる」
そう感じるとき、お客さんって感動するのだと、そう思いました。 ええ、クロネコヤマトさんの一件から。
あ、ちなみに高瀬が今ハマっているゲームは、「黒猫のウィズ」ではなく、「白猫プロジェクト」です。 「アイデアホイホイ」みたいな名前でやってまする。
「ゲームやめたんじゃ?」
え?
久しぶりの記事、読んでいただきありがとうございました。 ではでは!