[caption id="attachment_2102" align="aligncenter" width="500"] 7「っしゃ!ゴール!」
3「って、自分、オウンゴールじゃん!」[/caption]
「テニスの大会で優勝する」 「ブログで生計をたててやる!」 「尊敬される教師になりたい」 「起業して社会に貢献したい!」 「彼女、ほしい!」
人それぞれ色々な目標があるのに、この題名ですよ。
『誰でも実行可能で驚異的な結果が出る目標』
前回の『最高の教育法』も思い切った題名だな、と思っていましたけど、これもすごいですよね。 でも、僕がこのフレーズに出会ったとき、
「あぁ、いけるかも」
と思ってしまいました。つまり、驚異的な結果が出るかも、ということです。
■ 誰でも実行可能で驚異的な結果が出る目標とは
【引用】私が大切だと信じている目標は、自分の能力を最大限に発揮するという目標である。この目標なら、誰でも実行可能である。 反対に、人がなしうる最悪の行為は、自滅することだと私は考えている。自滅するというのは、最善の努力をせず、自分の能力を最大限に発揮しないで終わるという意味だ。 【出典】ディスカヴァー21『育てる技術』P39 著:ジョン・ウッデン スティーブ・ジェイミソン 訳:弓場隆
<自分の能力を最大限に発揮する>
すごいですよね。 どんな場面でだって、どんなゴールを目指していたって、この目標はセットにできます。
要は、そのときそのときで出し切るってこと。
僕はほら、出し渋り大魔神ですので、この手の叱咤はもろにくらうのであります。 …出し切れてないなぁ、自分。
■ 誰でも実行可能で驚異的な結果が出る目標「出し切る」…でも
ただ、少し注意したいのが「完全、完璧、100%じゃなきゃダメ!」という完璧主義ではないということですね。
頑張って頑張って、努力して努力して、まだいける、まだいける、まだいけるのにあきらめちゃった…やっぱりダメだ俺は…では、出し切るのがいいといっても、心に毒です。
大切なのは、<自分の能力を最大限に発揮する>ことに挑戦する、目指す、ということでしょう。
「今できることをやる」。できないことまでやろうとせず、「今できることをやる」。
できないことまでやろうとして、体潰して明日働けなかったら、心折ってヤル気無くしてたら、それこそジョン・ウッデンさんのいう<最悪の行為>、つまり自滅ですよね。
<自分の能力を最大限に発揮する>のが目標なら、明日も自分の能力を最大限に発揮できるようにするのも大切なことではないでしょうか。
体潰す、心折れるまで頑張りすぎない。その上で完全を目指す。このさじ加減が肝要なのだと思います、はい。
長い文章、最後までおつきあいしていただきありがとうございました。 あなたにおとずれる驚異的な結果をお祈りしまして… あなたによきことが雪崩のごとくおきますように。
【引用】どこまで完全に近づけるかが、われわれの努力目標だった。120パーセントや110パーセントを達成するのは無理だろう。しかし、自分の潜在能力を100パーセント出し切るという目標にどれだけ近づけるか、それが私の彼らに与えた課題だった。 人がその課題を真摯に受け止めるとき、驚異的な結果が出る。 【出典】ディスカヴァー21『育てる技術』P40 著:ジョン・ウッデン スティーブ・ジェイミソン 訳:弓場隆