■ 本当の愛とは?
本当の愛とはなんなんでしょうか?
それを自分の中に感じたことが一度だけあります。
前にも話したことがあるかもしれません。 それはある女性へプロポーズをしたときの話なんですが、少し特殊な体験をしました。
まぁその話はおいておいて、その前に、
本当の愛とは?
この疑問に答えてくれるフレーズを紹介させてください。
■ 今日のアイデアフレーズ
【引用】本当の愛とはその人が本来持っている価値を肯定することであり、相手の気持ちや感情を認めるということなのです。 【出典】キングベアー出版『7つの習慣 ファミリー』 著:スティーブン・R・コヴィー
■ 届かないプロポーズ
たいていのプロポーズは、付き合っている人にするものだと思っています。 僕は違いました。
その女性とはプロポーズまでに5年と10ヶ月付き合っていました。
忘れもしません。5年記念の2ヶ月前にフラれたんです。
「賢一とは先が見えなくなったの」
俺はとんでもないものを失ってしまった…
追いかけてプロポーズをしましたが、あえなく散る。 フラれました。
二回目もダメで、それでも
「2ヶ月後の記念日に、あの場所で会いましょう。それまでは連絡をとらないということで」
そう約束してもらいました。
そして2ヶ月後。記念日です。 初めてデートした場所でご飯を食べ、夜の街を散歩しました。
あの頃に戻れたかと思うほど楽しく、二人で笑っていました。
もう一度プロポーズをしました。 すると彼女は、
「…ごめん…ごめんね」
…やっぱりダメか…
さっきまで笑っていた目に涙をためて「ごめん」を繰り返します。
「賢一といるとすごく楽しい…きっと結婚したら幸せになれるのだと思う…でも…」
ごめん、と。その僕の気持ちには応えられないと彼女は泣きました。
■ 本当の愛を感じた瞬間
こんなに好きな人を苦しませて何をやってんねやろな、自分…そう思いました。
それで、
「ごめんな、追いつめてもて。俺がお前のことを好きな気持ちはどうもできんけど、自分の中だけでなんとかするわ。 だから、もう悩まんといて。 俺は去ります(^-^)」
自分のプロポーズはどこかで条件を付けた愛でした。
また二人でいられるなら… 自分のことを愛してくれるなら…
でも最後だけは違った。 もう二人ではいられない、もう自分を愛してくれることはない、でも、 それでも相手の人を大切に思う。
プロポーズではなく、別れを受け入れた言葉に愛を感じるなんて、なんだか切なくなります。
本当の愛とは、何かを相手に求めることではなくて、相手がどんなになっても受け入れることなのかもしれません。
■ 本当の愛の行方(後日談)
その女性とは、なぜかその後すぐに婚約し、今横のコタツで眠っているのですが、
「うぅぅぅ…あぁん!!」
かなり怒り心頭な夢を見ているもよう。
寝言いうのなんとかしてくれんかなぁ、 と思いつつ、 おっと、相手のそのままを受け入れるのが本当の愛でしたね、と自戒しています。
奥さん「これどうなってんの、賢一っ!」
はいっ!!