アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

過去にこだわる

【概要】無駄なものなんてない。とすると、後悔して、悔やみ立ち止まることも無駄ではない。
公開処刑場所だったワシやから。 死刑反対しとります」(コロッセオさん) 過去にこだわる BY:Diliff

どんなに「過去に囚われん」といっても、考えてしまうのが人間。 それで「こだわらな過ぎず」バランスがとれているとは思うのですが、「過去にこだわってもいいんじゃないか」という記事も書きたいと思います。

■ 過去にこだわる

【引用】 「いつまでこんな枯れた都市をかばい続ける気ですかあ!?」(スカイピア神兵長ヤマ) 「……あなたには先人の足跡を尊ぶ気持ちが全くない様ね」(ニコ・ロビン) 「私は過去にこだわらない質なのだ!!」 「愚か者は極まってそう言うわ」 【出典】ジャンプ・コミックス『ONE PIECE~巻二十八~第264話「戦士カマキリ VS 神・エネル」』 著:尾田栄一郎

過去にこだわり、考えすぎたらダメ、そう思うのです。 特に千石なんて者は、考える頭を持ち合わせておりませんので、そうそういい案なんて浮かびません。 それなら、過去にこだわりすぎず、考えすぎず、すぐに直して次に行く方がいい。 かといって、過去にこだわっている時間が「全くの無駄になっている」ということはありませんよね。 だって、過去があるからこそ、今の自分がいるんやもんね。 先人の足跡を尊ばない敵が、ワンピースには出てきます。 スカイピア神兵長ヤマ。 それに対峙するのが考古学者ニコ・ロビン。この戦いで、ロビンは過去の大切さを教えてくれます。 歴史を学ばないからこそ、繰り返してしまうことが人間にはあります。 「過去なんか考えても仕方ないやん!」 あまりにもバカにして、同じ過ちを繰り返してしまっては、自分の経験がもったいないです。 戻れない過去、変えられない過去だからこそ、心に刻まれた学びを私たちにくれるのかもしれません。 ま、僕なんてものは「大切にしたいな」と思っても、 「またやっちゃった!」 の繰り返しなのですがね。 そして、「変えられない過去」といいつつ、過去は変えられるそうです。

■ 過去は変えられる。

【引用】「過去は変えられるけれど、未来は変えられない」 これが現実です。変えられるのは過去なんです。 なぜ、過去が変えられるのかというと、昔のことを思い浮かべるとき、過去の出来事はもう「思い出」ですよね。 思い出というものは、後でいかようにも変えられる。 人間は、「今がおもしろい。今がしあわせだ」と、過去の不幸がしあわせなことに思えてしまう。過去のイヤな出来事が、今の自分の宝なんだと思えてしまう。 【出典】KKロングセラーズ『幸せセラピー』P171 著:斎藤一人

恥ずかしい過去を思い出すと、 「なんであんなことしたんだ!」 と、こんな思い出捨てたい!と思うことばかりです。 でも、やはり今の自分を作ってくれたのが過去。 とすると、今の自分に満足できていれば、過去に感謝ができるのでしょう。 過去を捨てたいと、過去を忘れ去りたいと思ってしまう一番の原因は、今の自分を好きになれないからなのでしょうね。 「こんな私に誰がした!」 みたいなね。 過去にこだわればこだわるほど、不思議と今に戻ってきます。 こだわっている過去を変えるのは、もしかしたら簡単かもしれない。 今の自分を変えるだけ。今の自分を好きになるだけです。

【引用】 もう泣くだけ泣いた…!! 弱音も吐いた……!! 覚悟も決めた!! 行かなきゃ………!! みんな戦ってるんだ!!! ~ナミ~ 【出典】ジャンプ・コミックス『ONE PIECE~巻十~第88話「死んで!!!」』 著:尾田栄一郎

■ 過去にこだわり、今に戻る、そしてまた過去へ

悔やみ泣いている時期があってもいいじゃないですか。 弱音を吐いている時期があったっていいと思うのです。 必ず、それでも人は歩き出すものだから。歩き出せたのは、悔やみ、泣いて、弱音を吐いた時期があってこそなんだから。 ま、何度もいいますが、僕は「過去にこだわる時間」が9で、「今に戻る」時間が1でいけませんが。 さ、また一緒に歩き出せるときまで、しっかり過去にこだわってみませんか。 いいじゃないですか。ちゃんと歩き出すのだから♪ ありがとうございました。