アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

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アイデアホイホイセイレーン

素敵な経験をするために

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すべての経験は4つに分けられるようです。

■ 4種類の経験

【引用】 ・【クラス1の経験】それ自体気持ちがよく、自分のためにも他人のためにもよい。社会に役立つ。デメリットはない。(中略) ・【クラス2の経験】 必ずしも気持ちがいいとは限らないが、自分のためにも他人のためにもよい。社会に役立つ。(中略) ・【クラス3の経験】 気持ちはよいけれども、自分のためにはならなくて、他人の役にも、社会の役にも立たない経験。(中略) ・【クラス4の経験】 気持ちもよくない上、自分のためにも、他人の役にも、社会の役にも立たない経験。 【出典】ダイヤモンド社『自分を超える法』P355-356 著:ピーター・セージ 訳:駒場美紀+相馬一進

どの経験が素敵か…と言われれば僕も「クラス1だろうな」と思うのです。 では、どうやったら「クラス1」の経験を味わっていけるのでしょうか? その前に味わいたくない方の経験について。

■ 自分のためにも、他人の役にも立たない経験

クラス3とクラス4にあたる経験は、誰の役にも立たない経験のようです。 気持ちいいだけ、「クラス3」の経験の例であげられているのは「喫煙」。 「心が落ち着くから、自分のためになっている!」 と、まぁ人それぞれの考え方がありますよね。 ここでは例としてあげられています。 うん、健康を害するという面で自分の役に立っていないだろうし、周りの健康も害しそう…確かに周りには役立ってないのでしょうね。 「いや、他人の伏流煙のおかげでタバコ買わずにすんでて、役立ってます」 って人もいるかもしれませんが、役立たないことになってます。すみません。 「クラス4」の経験は自分が気持ちよくないのに誰の役にも立たない… 「そんな経験、誰が好きこのんですんねん!」 とツッコまれそうですが、僕はやっているみたい。「怒り」の経験です。 よくね、怒って悶々としているのですよ、わたくし。 「いやぁ、怒りちらしてスカッとしたよ!」 なんてことはなく、結局のところ後々自己嫌悪におちいってしまいます。気持ちよくない。 そして確かに役にも立ってない。相手を不快にしただけの結果です。 本当に伝えたことも伝わらず、「なに怒ってるんやろ、あの人」みたいな感情を植え付けただけの場合が多数です、多分……トホホ。 クラス3、4の経験は是非とも避けたいですね。

■ 人の役に立つ経験

クラス1の経験って素敵ですよね。自分のためにもなって人のためにもなって、とっても気持ちいい。デメリット無し。 こんなにいい経験ならみんなしてるはずなんですけど、なかなか思い当たりません。 クラス2の経験は人・自分のためになりますが、気持ちはよくないかもしれない。 クラス2よりクラス1の経験がしたいです。 だって気持ちいいもの。 クラス1の経験、たとえば何なんでしょうね… 「ボランティア」 うん、人のためにもなるし、自分が成長できるかもしれない…役に立ちます。でも気持ちいいかどうかは人によりますね。クラス2の経験でしょう。 「運動」 自分のためにはなります。健康でいられるしね。元気ハツラツだと、周りに明るさが提供できます。パワフルさ、健康さで、職場で病に倒れた人の手助けができるかもしれない。人の役に立ちます。 でもやっぱり気持ちいいかどうかは人によります。クラス2の経験。 「情報の提供」 ブログを書いて学んだことを綴っていく。自分のためにもちろんなりますし、残されていく記事は、その情報を求める周りの人にとって必ず役に立っていきます。 これも気持ちいいかどうかは人によります。 あぁ、クラス2の経験しか思いつかない…と思ったら、 僕は記事を書くのが好きになったので、「あぁ、これが僕にとってのクラス1の経験なんか」と見つかりましたが、やはり、 「記事?もう作文書くのもイヤなのに、ムーリー!」 って人にはクラス2の経験でしかありません。 あれ?ではクラス1の経験ってどこにあるんでしょうか?

■ クラス1の経験をするために

【引用】他のスポーツや趣味も同じです。最初の頃は、気持ちよくはありません。むしろ、能力がないとか、うまくできないと感じます。しかし、そこを乗り切ると、「クラス2の経験」→「クラス1の経験」になり、突然、楽しくなるばかりか実際的なメリットもついてきます。 【出典】ダイヤモンド社『自分を超える法』P358 著:ピーター・セージ 訳:駒場美紀+相馬一進

どうもクラス1の経験をするためのヒントは「クラス2の経験」にあったみたいです。 「人によっては気持ちよくない」ということは、「人によっては気持ちよい」ということですので、「クラス2の経験」の中から、自分にとっての「気持ちいい経験」を探せばいいみたい。 僕にとってそれが「書くこと」、だったわけですね。 人の役に立てている…といえば、まだまだそうではありませんが、確実に自分の役には立っています。 で、ここがミソなんですが、ピーター・セージさんのいう四種類の経験の中で、「自分の役に立つが、人の役に立たない」という経験はないのですね。 「何か素敵や〜ん」 自分の役に立つこと。それを一生懸命やっていれば、いずれ人の役にも立て、自分も気持ちよくできるようになるということです。 つまり「クラス2の経験」が「クラス1の経験」へと転換されるのですな。

■ 仕事は「クラス2の経験」ということは…

「仕事」 これは、自分の役に立ってます。生きていく上で必要なものが仕事をすることで手に入りますもんね。 お金をもらえるということは、人に貢献できているということです。誰かの役に立っていないと、たいていお金というのは入手できないものでしょう。 「働く」は「はた」の人を「らく」にすること。 自分の役に立ち、人の役に立つので「クラス2」か「クラス1」の経験です。 しかしです、僕にとっては「仕事」は「クラス2」の経験でしかありません。今んとこね、今んとこ。 気持ちよくないのです。「憂鬱じゃなければ仕事じゃない」というような題名の本があったような気がしますが、まだまだ憂鬱に朝起きて「さ、出社するか」と何とか電車に乗っています。 でも、「クラス2」の経験であるなら転換できるはず。 一生懸命やっていれば、いずれ自分にとって気持ちよい、自分・人の役に立つ「クラス1」の経験にできるのかもしれません。

【引用】人より三倍働けば、人より三倍早く天命を見つけられる。天命…天から与えられた自分の役割が見つかれば、社会、周りの役に立って、必要とされながらイキイキと生きていくことができる。素晴らしいことだとは思わんか? 【出典】とある人の言葉

明日が休みかと思うと、なんだか仕事に前向きな記事が書けました。これが月曜の朝、日曜のサザエさんあたりになってくると書けなかったんだろうなぁ…。 あ!明日仕事だった!! まだまだ僕にとって仕事は「クラス2」の経験のようです。ファイト♪自分。 クラス1の経験できそうですか? 素敵な経験、少しずつ一緒に増やしていきましょうよ♪ 長い記事、最後までおつきあいいただきありがとうございました。 これからもよろしくお願いします。