いきなり質問です。
1.あなたにラッキーなことが起こりました。次のどちらに近いですか? 「今日は運がいいなぁ♪」 「私って運いいよねぇ♪」
では二つ目。
2.お付き合いしている人に、あなたは魅力的よ、と言われました。 「彼女にとって自分は魅力的なんだなぁ♪」 「俺って…魅力的なんだなぁ♪」
続いて三つ目。
3.仕事がはかどらない…もしくは勉強がはかどらない、そんな状況を考えてください。 「もうお手上げだ!」と考えますか? 「うわぁ、今日は疲れてんなぁ」と考えますか?
最後です。
お付き合いしている人が浮気をしました。 「男(女)は浮気をする生き物だ」 「あの人は浮気症なんだ」
どうだったでしょうか。 一応「こっちに近いかなぁ」というのを選んで読み進めてみてください。 【参考】『世界でひとつだけの幸せ』P138 著:マーティン・セリグマン
■ 楽観的な人。悲観的な人。
どんなことを聞こうとしているか、あなたはお気づきになったかもしれません。 申し訳ありませんが、四つだけの質問で、あなたが楽観的な人か悲観的な人かを断定できるわけではありませんが、実感として楽観的な人はどういう人か?悲観的な人はどういう人か?というのが感じられると思います。 キーワードは四つ。 「永続的」「一時的」「普遍的」「特定的」です。 何か物事が起こったとき、それを「永続的」に考えるか、もしくは「一時的」に考えるか。 また、「普遍的」に考えるか、「特定的」に考えるかで楽観的なのか悲観的なのかがわかります。
【引用】良い出来事は永続的で普遍的な原因から生じ、悪いことは一時的で特定された原因から生じる、と楽観的に考えれば希望がわいてくる。しかし、悪いことは永続的で普遍的な原因から生じ、良い出来事は一時的で特定的な原因から生じる、と悲観的に考えると絶望におちいる。 【出典】アスペクト『世界でひとつだけの幸せ』P138 著:マーティン・セリグマン 訳:小林裕子
明日は先ほどの質問を四つのキーワードを元に見ていきます。 お付き合いいただき、ありがとうございました。