■ 人生はパズル
喜多川泰さんの『賢者の書』にあったお話です。 「人生はパズル」 あぁ…なるほどと。 人生というのは、毎日毎時間、その瞬間瞬間に天からいただくピースを組み合わせ、パズルを完成させていくようなものなんですね。 過去を振り返り、 「どんな絵になってきたかな」 そこから未来を予想し、 「どんな絵になるのかな」 手元にきたピースを見ながら、 「これはどの部分にハマるんやろ…」 なんてやっています。
■ ピースとは
ピースって何でしょう?
【引用】『お前がひとつの行動を起こす。そうすると、それに対してピースがひとつもらえる。人生というのは、単にこの連続でしかない』 【出典】ディスカヴァー21『賢者の書』P44 著:喜多川泰
因果でいう「果」、応報でいう「報」がピースのようです。 行動することで得られる結果、成果、経験、体験がピース。 ピースを集め、どんな絵になるのかな、と組み立てていく。 そして「こんな絵になりました」ってのが死の瞬間なのでしょうか。
■ このピース…成功?失敗?
ピースを集めるには行動していくことが大切なんですが、せっかく得られたピースもあまりに小さいのでどこに役立つが分かりません。 「あぁ…こんなことならするんじゃなかった」 そんな言葉でピースをポイっとしてしまうようです。 でも…
【引用】行動の結果手に入るものは、失敗でも成功でもない。絵を完成させるために不可欠なピースのひとつであり、それ以上でも、それ以下でもないということをな。 【出典】ディスカヴァー21『賢者の書』P50 著:喜多川泰
行動…その結果が成功であるか、失敗であるか。それを決めているのは人の心だ、と賢者はいいます。 自分の望み通りの結果が得られたとき成功。そうではなかったときが失敗。 どうも失敗が多いな、と思っていたら、僕は欲の固まりであったことを忘れていました。 欲が深いから、というか、欲がありすぎるから「失敗」と思ってしまうんですよね。 その失敗と思ったピースが、これからの人生に必要なピースであるのに。
■ 夢→未来予想図。ビジョン→完成図。
パズルのできあがった絵がどんなものか知りたくてたまりません。 でも、どうもその絵というのは自分で思い描くようです。
【引用】ビジョンとは、絶対到達することが約束された場所であり、そのためにお前の人生があるという確固とした信念をもとに描かれる絵だ。 完成図がわからないままピースを集め、それを組み合わせているときに頭の中に浮かぶ、ばくぜんとした未来予想図、それが夢。それに対してビジョンとは、もっとはっきりしたもの。完成図そのものなのだ。 【出典】ディスカヴァー21『賢者の書』P56-57 著:喜多川泰
僕は今まで集めていたピースを組み合わせ、どんな絵になるかなぁなんて思い浮かべていました。 裸のお姉ちゃんに囲まれてる絵なんですけどね。 これは夢だったみたいです。ビジョンじゃない。 どうりでピースがなかなかハマらないわけですよ。 確固としたビジョンを思い描く。その絵を完成させるためにすることはたった二つ。 1.行動を繰り返しピースを集める。 2.集まったピースがどこに使えるのか考えハメていく。 そして死ぬとき、「なかなかいい絵になったやん」なんて言ってみたいもんです。 うん、素敵なお姉ちゃん何人…あ、すみません。 本日もありがとうございました。