「どうしてまだ読み切っていない本があるのに買うの?」 グサッときますね。 こんなことを僕にいえるのは嫁さんだけでしょう。 「読み切っていない本があって買うなんて理解できない」 いやぁ耳が痛い。 外でも家庭でも磨かれております。
■ 内ヅラ悪すぎ、外ヅラ良すぎな私。
家で文句を言われるのは大したことがありません。 「ケッ」 反発はすれど、反省もせず、後悔なんて一ミクロもありません。 傲慢な感じですね。 そして外で何か言われたときはどうでしょうか。 もちろん、 「なんでこうなんだ…、どうしてできない…、なんでそんな判断をしてしまったんだろう…」 かなり胸にきます。反省もし、後悔もしてしまいます。 「すいませんでした!もうしません!以後気をつけます!」 謝りまくり。謙虚なことこの上なし。 しかし最近思うのです。ちょっと待てよ、と。 外で言われることを過大評価しすぎなんじゃないか? むしろ、家(うち)で言われて「ケッ」と思うことの方が大切なことなんじゃないかと。 理由は簡単です。 外の自分なんて仮面の自分に過ぎないから。 違う言い方をすれば、背伸びした自分に過ぎないからです。
■ 外ヅラは表面
外の世界で評価されるのは、おおかた表面がどう見えているかどうかです。 書類の提出が遅いかどうか。敬語が使えるかどうか。表情が明るいかどうか。身だしなみがどうか…。 上っ面だけをなんと言われようが、上っ面の問題に過ぎません。 人に言われるとえらく落ち込みますが、簡単なことです。 また、背伸びした仮面をかぶった自分を見てるだけなのに、 「あなたのこういうところが…」 と内面に切り込んでくる方もいらっしゃいますが、「知ったような口を」と突っぱねることはしないまでも参考程度にするのがよいと思われます。 逆にです。家(うち)の世界で評価されることを軽んじるなかれ。
■ 内ヅラは核
外で仮面をかぶっている分、家の中では等身大の方が多いのではないでしょうか? 付き合いが長くなると、どんなに装おうが見抜かれてしまいます。 だから親であろうが、嫁であろうが、彼女たちのいうことは自分の真にせまることです。 それを僕はよく軽んじてしまいます。 「ケッ」 本当の成長とは背伸びして測るものではなく、等身大で測るものなのでしょう。 だから、「外の世界での評価を必要以上に重く受けとめ、内の世界での評価を軽んじる。」というのは逆なのかもしれません。 身内の人ばかりにいい顔をしていろ、というのではもちろんありません。 でも僕を始め多くの方がバランスを崩しているのは、内弁慶すぎることからなような気がします。 外では人の荷物まで持ってやるのに、嫁さんや子どもには自分の荷物まで持たせていないか? 外でも内でも自分の荷物をしっかり持ち、余力で相手の荷物を持ってあげる…そのぐらいが丁度いいのでしょう。 そんなことを考えながら、家での自分を見つめてみたいと思います。 本日もありがとうございました。