アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

仕事でパスを受けたくない私

「うわぁ、よりによって俺かよ」 という心の声が日夜響きまくっている僕です。 仕事っていうと最小限の力で最大限の効果をあげたい、っていうのが人情。 もっと言っちゃいますと、僕なんかは「自分が最小限の仕事量で、他の人になんとかやってもらい、最大限の報酬をもらう」っていうのが正直なところ。 このメンタリティ、なんとかならんかいね、と自分の頭を小突く毎日です。

■ アイデアフレーズ

【引用】サッカーの元日本代表・中田英寿さんは、どういう選手を目指すのかという問いに、「ボールを回したくなるプレーヤー」と答えたそうです。 【出典】かんき出版『リッツ・カールトンで育まれたホスピタリティノート』P95 著:高野登

友だちとサッカーをやっていてパスが回ってこないと寂しくなります。 「なんでボールくれへんねん!」と怒ることはあっても、 「パス回すな!って言ってるやろ!」と怒ることはあんまりない。 「パス回すなや!」なら、「なんでいるの?やらなかったらエエやん。4対5でもなんとかやるからさ」ってね。 パスが回ってくるというのはスゴいことですよね。 「お前にまかせた!」 「お前やったら次に繋がる!」 「後は頼んだ!」 じてもらえるからまかされる。安定感があるからまれる。 パスの数は信頼の数です。 そう考えると、仕事のパスもちょっとは「よし、やるわ」みたいな気になりませんか?

◆ もらいやすいパス、これはチャンス

【引用】「そんな面倒くさいことはできない」とか、「そんなつらいことはイヤだ」と言っているのは、自我である"私"です。 自我で判断している間、つまり、自分が好きなことを自分のできる範囲で選んでいる間さ、実は全然自分を磨いていないのかもしれません。 【出典】サンマーク出版『「き・く・あ」の実践』著:小林正観

「そのパスはないわ」友人とのサッカーではよくあることです。 でも、僕の友だちでこれを口に出すような人はいません。 カッコ悪いもんね。 しかし、仕事となると僕の場合は話が変わってくる。 冒頭の通りです。あぁ、カッコ悪。 この話での仕事とサッカーの違いは、みんながやりたくないか、みんながやりたいか。 とても大きい。 逆に考えると、みんながパスを受けたくない、だからパスが受けやすく、それはつまるところの信頼を集めやすいということになります。 周りが喜んでくれる。ハタを楽にするで「働く」。 雑用と思われるようなことも、コツコツやって信頼されていくならやる価値があります。

【引用】簡単に到達できる領域ではないと思います。しかし真剣に仕事と向き合い、努力を重ねる姿勢が、周りに「パスを回したい」という気持ちを起こさせる。それを続けていくうちに、今度は自分からも的確なパスが送れるようになっていく。 【出典】かんき出版『リッツ・カールトンで育まれたホスピタリティノート』P95 著:高野登

「これ、お願い」 「はい♪喜んで♪」 とはなかなか行きませんが、ちょっとパスが来ることを喜んでみようと思います。 …といいつつ、今回ってきているボールになかなか手つかず、足つかず…誰か、この仕事、かわりに… 今日もありがとうございました。