■ 「好き」を伝える
私はどちらかというと奥さんに気持ちを伝えている方だと思います。 「いつもありがとう」 「な、何よ?」 「感謝してるんやで」 「そ、それはありがとう」 「こんな愛する人が帰るところにいてくれるなんて」 「っひーーーーー!」 感動のあまりか、一目散に部屋を出て行きます。 うまく伝わった証拠ですね。
■ 気持ちが伝わるとき伝わらないとき
ところで「好き」という気持ちなんですが、伝わるときと伝わらないときがあります。 あなたも彼氏(彼女)に言われて なんだかなぁ… そんなふうになったことありませんか? なんでやろ… ずっと不思議に思っていたんですけど、答えが見つかったみたいです。 それは『鏡の法則』の野口嘉則さんの新作、 『3つの真実』を読んでいるときです。
■ 人間の根元的な動機
いきなり引用させてください。
【引用】人間の行動の動機は、突き詰めていくと愛か怖れのどちらかしかない 【出典】『3つの真実』著:野口嘉則
ひざポンです。 付き合っている相手に 「大好きでたまらないんやで」 そう言っても 「うん…」 何か伝わらないものを感じたとき、私はいつもこの言葉の裏に不安を抱えていました。 関係が終わってしまったらどうしよう… つなぎとめておきたい… マンネリなのかな… 一緒にいても楽しくないのかな… 不安の形は様々ですが、自分の気持ちを伝える動機は愛ではなく、不安からでした。
■ 行為の動機を見つめる
何か私たちはとても敏感なアンテナを持っている気がします。 同じ「大好き」という言葉なのに、 「大好き(不安なの)」 「大好き(愛しています)」 が伝わってしまう。 好きという言葉だけではなく、ありがとう、ごめんにも、 そして気持ちを伝えるときだけではなく全てにいえるかもしれない。 お母さんの「勉強がんばって」が伝わらないのも、 あの人のやさしさが妙に引っかかるときも、 その動機の裏に不安があるからなのかもしれませんね。 では、私たちの行為は? なぜ伝わらないんだろう? そう感じたときは、少し内を見つめてみるのがいいかもしれません。 その行為、 不安を解消したいのですか? それとも相手を喜ばせたい、愛が動機なのでしょうか? ありがとうございました。