「お父さん帰ってきて喜んでるみたいだね。」
なんていう素敵ワードを言っているのはディテ(嫁さん)だ。
「え?おとうさん?」
と聞き返したのは、いろは(娘:4歳)。
「違うよ。シルバニアファミリーのお父さんウサギのことだよ。」
我が家のシルバニアファミリーは、ウサギの四人家族。まるでうちのような家族構成なのだ。
感情移入しがちなこの家族の父親が失踪していたとなれば、話の続きも聞きたくなるというもの。
ディテ「大分いなくなってたよね?」 いろは「そうだよねぇ、まさか、オーブンのなかにいるなんてね」
…オーブン?!
いろは「たいち(息子:2歳)のしわざだよね?」 ディテ「お父さんのこと焼いちゃって、わるい子ねぇ♪」 いろは「おもしろいよねぇ」
…そっか。俺の分身は、失踪中4週間、息子に焼かれていたのか。 そうかぁ。ホネものこらんなぁ、それ… そうかぁ…
ほなまた!