なんとも女の子らしいじゃないか。 いろは(長女:3歳)とディテ(嫁)がお姫様ごっこをしていたらしい。
役柄は、いろは(お客)ディテ(お姫様)。 なんとも大人気のないことだなぁと、内心あきれていると、話を聞くにつれ、逆であることが分かった。
いろは姫は、招待客に自分の城を案内していく。
いろは「おひめさまにも、おかあさんがいて、ここで、おいしいごはんをつくってくれています」 ディテ「そうなんですね♪」
遊びの中でも「よいしょ」を忘れない、憎いヤツである。
いろは「あ、おきゃくさま、こちらはシロキチがゲーゲーをしておりますので、きをつけてください」 ディテ「はい」
面白いくらい優雅で丁寧な言葉遣い。
いろは「そして、こちらがおふろです」 ディテ「まあ」
何が「まあ」なのか分からないが、いろはの説明は素敵に続く。
いろは「とても、せまくて、さむいおふろですけど、みんなでギューギューにはいれてたのしいです。はいっていってもいいですよ」 ディテ「あらぁ、楽しそう♪」
なんだか分からないが、幸せの形の一つを見た気がして、鼻がつーんとした。
ほなまた!