「あれ?」
と朝食のときに叫んだのは、いろは(娘:3歳)である。
見つめる視線の先にあるのは一つのカップ。中にはホットミルクが入っていた。
「どうしたの?」
アフロと同じ疑問を持ったようで、それを口に出して尋ねたのはディテ(嫁)さんだ。
いろは「ないの?きょうは」 ディテ「何が?」 いろは「まく」 ディテ「ん?まく?」 いろは「いーちゃん、ほっとみるくの『まく』がすきなのになぁ…」
どうやら彼女にとってホットミルクになくてはならないのは、あのタンパク質の塊、『ミルク湯葉』だったようだ。
あまりにかわいく、夫婦で笑わせてもらったので、アフロのカップで『ミルク湯葉』を作って差し上げた次第である。
ほなまた!