ディテ(嫁)さんのEvernoteには、たびたび子どもたちの寝相の悪さがアップされる。
横で寝ていながら完全に夢の中な私は、それに気づくはずもなく、毎回共有しているEvernoteを見ては度肝を抜かれるのだ。
このお盆、だいぶ家族との時間が取れ、体力的にもかなり回復しているのか、深夜ふと目が覚めることがある。
そのたび景色がかわっている。
3人(ディテさん・いろは(娘・3歳)・太一(息子・1歳))の順番、位置、方向が縦横無尽に変化していた。
川の字、コの字、三の字、Hの字、最新はITの字になっている。
記録をとれば宇宙からのsignを描いているかもしれない。怖い。
「川子さんHIT」甲子園?
この動き、2次元の平面移動でおさまっているのが不思議だ。もしかしたら次、目を開けたとき3次元で移動して、太一あたりが宙に浮いているのではないかと不安になる。怖い。
そんなわけないか、と思った瞬間、
ゴロゴロゴロ
ディテ「ぐふぁっ」
T字の横棒であったいろはの体が、T字の縦棒であったディテさんの頭をローリングで登りだした。
高い鼻がバキバキ鳴りそうである。
アフロ「見事な十字架だ…」
ディテ「変なこと言ってないで、起きてるなら助けてよ!」
起きてるから助けましたとさ。