ディテ(嫁)とのメールの最後に、こんな一文が入っていた。
【メール】ジュリーに赤ちゃんできたって〜
それを最初のメールにもってこいよ、と小一時間説教したいところだが、小一日間説教されハメになるのでやめておいた。 ジュリーに赤ちゃんができたということは、私の予想が正しければ、その旦那、あしゃおの赤ちゃんのはずである。 私はあしゃおの方にメールを打つことにした。 まぁ万が一ということもあるが、おそらくジュリーのことだ、万が一であったとしても「あなたの子よ」とあしゃおに伝えているはずである。アフロ家としては問題は無い。 ジュリーのことだ、もしかすると旦那よりも先にディテに伝えた可能性もあるが、その場合は、 あしゃお「え?なんのこと?」 アフロ「いや、アフロジュニアのこと祝ってもらおうと思って?」 と返せるような文面、つまり次のようにメールを送ればよい。
【メール】おめでた♪
問題はない。 また想定した通り「あしゃおが知らなかった場合」は、あらためてジュリーに2点について詰問することにしよう。 「旦那にはいつ伝えるん?」 「本当に旦那の子?」
■ あしゃおジュニアズおめでとう
メールはこのように返ってきた。
【メール】サンクス☆アフロジュニアに続いてみました。
あしゃおは知っていた。 私の心配、文面への配慮、ジュリーへの詰問準備、などは取り越し苦労だったようだ。 であるなら、後心配することは一つである。
【メール】お互い体に気を付けよう!間違ってもツワリにならんように。
するとこう返ってきた。
【メール】ツワリにはなってないけど、3ヶ月くらいのお腹にはなってる。
驚くべきことに彼も妊娠していた。 二腹性双生児… ディテのお腹、ジュリーのお腹、あしゃおルド・シュワルツネッガのお腹に目が離せない。