ビオ。 それはこの社会で「ちょっぴりプレミアム」な位置を築くカップヨーグルトである。 「この社会」というのがアフロ一家の中だけではないということが最近判ってきた。 職場の先輩の話である。
先輩「我が家ではビオはお父さんお母さん用になってるんだよ。 子どもたちは百円３カップのヨーグルトさ」
子どもがおあずけくらうほどのプレミアムといえば、他には酒、タバコ、成年誌、青年部、焼きナスしか思い浮かばない。 そこに肩を並べるほど、ビオはプレミアムなのだ。 また、先輩家では子どもが食べることを禁止されているが、 「アフロはダメよ」 アフロ家ではディテ(嫁)に私が禁止されている。
◆ 花粉症対策
「ビオチャレンジやってる？」 「うちは去年から♪」 「半年前から毎日食べてるんだけど…」 今はブタクサか。 花粉症の季節になると、この会話が職場から聞こえてくる。
ヨーグルトは効くらしい
そんな噂がまことしやかに囁かれるようになって久しい。 そんな中、周りの人間が始めたのがビオチャレンジである。 そう、このプレミアムなヨーグルトを「腸内の働きを整えるため」というより、顔面の不快感対策に皆は使っているわけだ。 花粉症ではない＝食べなくてよい そんな図式が私のビオ摂取を禁止させる。 酒、タバコ、賭博、女、焼きナス同様、禁止されると食べたくなるのが人間の性。 誰か私にビオを贈ってくれないだろうか？ ディテには内緒で…
