アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

嫁にデモンズソウルを説明する

アフロ「うりゃぁぁぁぁ!」 ディテ(嫁)「…………」 アフロ「ていっ!ていっ!」 ディテ「……ポチっと」 アフロ「な、なんでや…あとちょっとでボスやったのに…」 ディテ「なんでって『ほんまでっかTV』始まるもん」 アフロ「も、もうちょっと待ってくれたってええやんか!あと5分ごやし」 ディテ「あんたゲーム始めてからどんだけたってると思ってるの!!私テレビ見たかったのにずっと待ってたのよ!」 私「…うううう…」

■ デモンズソウルとは「振り出しに戻るゲーム」

ほんまでっかTV、あんなに面白い番組は無い、なのに集中できない。気が気でないのだ。 どうしよう…次ゲームつけたとき生きてるかな? スタート地点に戻ってたらどうしよう…。 セーブの無いデモンズソウルは、ゲームオーバーになれば即スタート地点からやり直しとなる。 敵を倒したまりにたまった「金」兼「経験値」であるソウルをゼロにして…。 振り出しに戻るにしても酷すぎる。ただただ過酷。 テレビの合間に、ゲーム画面に切り替えさせていただくと、ゲームの中の僕が敵に囲まれ無抵抗にボコボコにされていた。 アフロ「わぁぁ、わぁぁ」 最後の抵抗むなしく、ボス目前で散ったわけだ。 ディテ「よかったね♪これで心おきなくテレビ観れるね♪それにゲームも同じとこまた楽しめるし☆」 アフロ「…そ、そうだね…」 メラ… 私の中で何かが燃え上がった。 この脱力感を少しでも伝えたい。

■ デモンズソウルの過酷さを知れ

アフロ「このゲームはさ、たとえばビーフシチューを作るとき、まず働いて金稼いで、その稼いだ金で肉買ってくる、野菜買ってくる、材料買ってくるやろ?」 ディテ「…」 アフロ「それでやっと家帰ってきて、材料切ってダシとって、圧力鍋でグツグツ煮込むやん。」 ディテ「……」 アフロ「そんで圧下げてフタ開けて、おっ…なかなかエエ感じやな。少しソース入れてみるか、とか最後の味見しているときに電話がかかってきて、出てみてさんまちゃんと話してキッチンに帰ってきたら…どうなってると思う?」 ディテ「…焦げた?ってか、火止めてから電話でなよ。 アフロ「ちゃうねん、話きけって!」 ディテ「あんたがフったんでしょ?」 アフロ「電話出て戻ってきたら、忽然と完成間近のビーフシチューが消え去り、もう一回材料費を稼ぐところから始めざるを得ないってゲームやねん。デモンズソウルとは」 ディテ「ビーフシチュー作るのやめようよ」 アフロ「違う!論点はそこじゃないねん。」 ディテ「苦労が水の泡になったってことでしょ?」 アフロ「そ、そうやねんけど、どんな苦労をだな…」 ディテ「長い。比喩ってことも途中忘れかけてたし」 …もう、墓穴掘りまくり、ゲームでもリアルでも水の泡すぎる一日であった。 ディテ「だいたい嫌いよ、私、こんな悪趣味なゲーム」 リアルデモンズソウル。 いつだって振り出し。 嫁の攻略法、誰か教えてください。