by：yasuhiro アイデアホイホイの方で「Can't Give You Anything (But My Love)」にまつわる記事を書いたのだが、こっちでも嫁さんへいかにサプライズをするかという話をしたい。したことあるかもしれないが、またしたい。アフロです。よいお年を。
■ サプライズの定義
サプライズとは相手の期待を裏切ることである。多くはいい意味で。少なくは悪い意味で期待を裏切ればよい。 ここでは相手が期待することの上をいってこそ裏切ることができるとして、サプライズ成功としよう。 たいていサプライズを企画するときというのは、相手が誕生日であったり、何かの記念日であったりする特別な場合が多い。 「もしかして…プレゼントとか…」 ターゲットは期待が上がっている状態だ。 ここに盲点がある。
■ サプライズで重要なのは準備である
「そんな当たり前のことをいいやがって」 と、読むのをやめないでほしい。 準備といっても「驚くべきプレゼントを用意する」「驚くべきシチュエーションをセッティングする」といったことではない。 もっと根本の部分で準備するのがアフロ流である。 まずサプライズの企画段階での話をしたい。 そもそもクリスマスや誕生日、結婚記念日にことを起こそうとするからハードルがあがってしまうのだ。私のようなアマチュアはこういう日を避けるところから準備していきたい。 そう、何でもない日を狙っていくのだ。 そうすれば相手のハードルは０に近い。 サプライズの攻撃力が３であっても大ダメージ間違いなしである。
誕生日は1年に1度っきり そうとも たったの1回さ でもなんでもない日は364日 ってことは？ 年がら年中お祭りだ！ 万歳！ 【出典】ふしぎの国のアリス『お誕生日じゃない日のうた』三日月ウサギ、いかれ帽子屋、アリス
■ サプライズはハードルを下げるところから
もっと切り込んでもよい。 サプライズは相手の期待を超えるこという。 ならそのハードルを自体を下げまくればよいではないか。 よって普段から「相手の期待下げ続け運動」をおすすめする。 アフロの日常はハードルを下げることに腐心しまくっている日常であるといえる。今ではただ生活しているだけで相手の期待度を下げられるのだから達人の領域といっても過言ではない。 たとえばディテ(嫁)が寝ている間にお湯を沸かしコーヒーを入れるだけで、 「おはよう…えぇぇぇぇっ、朝のコーヒー入れてくれたのん♪」 「お…おう」 「アフロ！素敵！今日も最高の朝がはじまったわん」 となるのである。実際は自分のためだけに入れたであったとしても…。それを言わないのがサプライズでは肝要である。 こうなってくると、普通に歩いているだけでハードルをいつのまにか超えてしまえる。 匍匐前進でもいけそうなもんである。 （ってか「ほふく」って「歩腹」じゃないんですね）
■ 今日も私はディテにサプライズ
そんな私がである。ブレックファーストなどを用意して、 「ディテ、朝やで、起きや♪」 なんてモーニングコールとチュウで起こしてあげたらどうなるのか。 おそらくサプライズすぎて心臓発作を起こしてしまうにちがいない。 「えぇ♪アフロ…もうアフロったら♪食べちゃいたい♪♪」 なんてね♪なんてね♪うへへへへへ。 そんなことを想像しながら、パンをトースターに入れ、ティファールの湯沸器をスイッチオン、コップに皿、準備完了。 後はチンっを待つだけ。 待っている間にアイデアホイホイの記事でも仕上げておくか。 「ア～～～～♪キャン、ギービューえ～にすぃｎ♪」 「なによ…おはよう」 しまった。ノリノリで鼻歌歌いすぎた。 「なんで起きてくんねん！！人がサプライズ企画してんのに！ふざけんな！！！」 「はっ？」 そして今日もハードルを下げ続けるのである。大・成・功。
