題そのまんまの空想だ。
教師が生徒に暴行を受ける現状は、いったいどうしたらいいんだろう。
中学生に殴られるのは、かなり痛かったが、小学生でも体が大きい子だとキツい。
他の児童に暴行しようとするのを止めに入る。
後ろから抱きしめれば、それほど蹴られることもない。
ただ、止められれば意地でも暴れ抜け出したくなるのが人の性。
「はなせ!」
「まぁ、おちつきなよ」
「お前がはなさないから暴れてるんだろ!」
手をほどけば、子どもの方に走って突撃していくことは目に見えている。ほどくたび、そうなってきたのだから。
だから先生も必死でくい止める。声では「落ち着きな」とやさしくしていても、周りに怪我させまいと抱きしめる。
そして親からは、
「先生、うちの子の腕に手形がついていて…連休中なかなか消えなかったんです。
(うちの子が)暴れててしょうがないんですけど、加減、できるんじゃないんですか?大人なんだから。」
教頭、学校長と親に頭を下げる先生。
こうなると、掴んで動きを止めることも難しくなる。
しょうがなく、児童に暴行を加えようとする子の前に立ちはだかり、掴むことなく攻撃を受け流し続ける。
標的はこちらではなく他の子なので、走って先生の脇をすり抜けようとする。
それを止めるために、先生は立ちはだかる。
掴んで手形がつかないように寝かせ、下からくる百烈蹴をはじいていく。
ほとんどははじくも、顔面に8発ほど入り、うち一発は爪先の蹴りが、左こめかみ下に入る。
大人でも脳震盪を起こす蹴りだ。
クラクラしている間にすり抜けられ、落ちていたボールペンで足を突かれる。
なぁんて、こういうことがあったとしたら、、、
あんたがこの先生だったならどうする?
子を犯罪者にしてはいけない。
同時に周りの子の安全も守らなければいけない。
どうする?ばいちゃ☆