宿題日記を終わらせる小技もいよいよ終盤にさしせまってきました。
といっても二つ目なんだけどね。
日記のお兄さんだよ、こんばんは~。
さ、今日も宿題日記、瞬殺しようね。
★ 行数をかせぐぜ!
前回の宿題日記を終わらせる小技「ひらがな多用法」が文字数をかせぐなら、今回の小技は行数をかせぐという超荒技です。
文字でなく、行。
この破壊力のすさまじさはノートによって変わります。
1行の文字数が多いノートであればあるほど効果が高い。
★ 宿題日記を終わらせる小技「会話文多用法」
小学校の作文指導で学ぶよね。
先生「会話文は、次の行から始めます」
初めて聞いたときは、
「え?次の行に移っていいの?残りのマスは?」
なぁ~んて思ったものです。おいしい、おいしすぎる。
しかもおいしさはまだまだ終わらない。
先生「会話文中に行を移るときは、一マスあけるんだぞ」
そしてさらに、
先生「会話文が終わったら、また次の行の一番上から書きだそう」
おわかりでしょうか。
会話文一つ挟むだけで、行を二回も移れるのです!!!
会話文中の行移りは、一マスあけるというオマケ付き。
お、おいしすぎるではありませんか!
使い方によっては日記のノルマを半分以下にすることも可能です。
さ、それではさっそく使ってみよう。
★ 宿題日記を終わらせる小技「会話文多用法」例文
【日記例】先生あのね、今日弟がいきなりこんなことを言い出したんです。
「なんでかな」
いや、その一言で語りかけてこれる弟のメンタリティが私には疑問でして、問い返しました。
「なにがよ」
「いやさ、もっといい形があったと思うんだよね」
「だから、なにがよ」
「ほら、姉ちゃんになくて、俺についてるさぁ」
下ネタかよ、と思いました。
「はぁ?」
「ちんちんだよ」
「わかってるわよ!なんでその話なのよ!!こっちが言いたいわよ『なんでかな、この弟ときたらいつもいつも』ってね」
「そんなこというのは姉ちゃんが使ったことないからだよ!こっちは切実なんだよ!」
「どう切実なのよ!」
「蹴られりゃ激痛だし、股はすし詰め状態で蒸れてかゆくなる。そんなにおしっこやるにも便利じゃないときた。だいいち…」
どうでもいい弟の話に付き合うのもあきてきました。
「姉ちゃん聞いてる?」
「聞いてないわよ!」
先生、かわりに聞いてあげてくれませんか?
例文を書いていて思いましたが、やはり、すさまじい破壊力です。
【日記例】
「ねぇ」
「なに」
「あれなんだっけ」
「あれって?」
「ほら、あのドラマの」
「どのドラマ?」
「月9的なときにやってた」
「はぁ」
「あの、あれがテーマの」
「さっぱりわかんないわよ!」
10行なんて、あっという間。
宿題日記を瞬殺する小技…いや、大技「会話文多用法」。
ぜひぜひ使ってみてね!次回も宿題日記のテーマについて考えていくよ。よろぴく☆